日頃、情報をどこから入手していますか?最近では、テレビや雑誌といった伝統的なメディアからではなく、SNSやインターネット上で情報をチェックする人が増えています。一方で、多くの人と繋がって情報交換のできるSNSは便利な反面、「マウンティング」や「承認欲求の現れ」など、気をつけたいこともあるようです。

今回は、ママ友たちの便利だけれど注意したいSNSの活用法についてエピソードと一緒にご紹介します。

SNSの存在に救われるママたちも多数。その一方で…

さまざまな情報を簡単に入手できるSNSは、特に若い世代を中心に広く活用されています。そして子育て中のママの間でも、日々の家事や育児についての情報交換やママ友との交流にSNSを役立てている人も多いでしょう。

子育ての大変さや悩みを同じような境遇のママたちと共有することで気持ちが楽になったり、心置きなく愚痴を吐き出してストレスを解消したりと、SNSによって救われた、という声も多く聞かれます。

その一方で、SNSでのやりとりがかえってストレスになってしまったり、いつの間にか心の負担になってしまったりすることもあるようです。

頑張りすぎて疲れてしまう「承認欲求」

SNSに投稿した写真や呟きに「いいね!」が付けられるのは、共感や評価が得られたように感じられて嬉しいものです。けれど、その「まわりから認めてもらいたい」「もっとたくさんの評価がほしい」という気持ちが強くなりすぎて、より多くの『いいね!』をもらえるような投稿をしようと、必要以上に頑張り過ぎてしまう人もいます。

「散らかった部屋じゃ写真に映せない」「もっと見映えのする、手の込んだご飯を作らないと」「娘には〇〇さんのところの子よりもかわいい恰好をさせなきゃ」といったように、過剰に「SNS映え」を意識する生活は、かえってストレス原因になることも。自分のなかで「もっと『いいね!』が欲しい」という承認欲求がオーバー気味なことに気づいたら、一旦SNSを離れて、「そんなにまわりにほめられなくたっていい、ありのままの自分でいいんだ」と少し肩の力を抜いて過ごしてみるとよいでしょう。

優位に立とうとするママ友たちの「マウンティング」