技術革新による価格破壊(最近の言葉ではディスラプション)は、金融商品だけではなく、各種サービスに広がっていますので、各産業でもめずらしくなくなっていると思います。いい意味でも悪い意味でも、便利かつ低コスト社会になっているわけですが、副作用として低インフレ・低金利は継続していくのだと思います。

こんな世の中ですので、投資信託で同じリターンを目指すのであれば、なるべく低コスト商品を選ぶほうが賢明です。最悪は「販売手数料も信託報酬も割高で期待リターンが低い」投資信託です。

一般の方が投資信託を含む金融商品を理解するのはそんなに簡単なことではないと重々承知していますが、今日は若干のアドバイスをお伝えしました。

図表:信託報酬の高低とリターンの関係

注:モーニングスター等のデータから筆者作成。DC、ETF除く。2019年10月末時点


もしご自身の資産形成をしっかり考えてみたいということでしたら、一度筆者が運営する一般社団法人日本つみたて投資協会のホームページをご覧ください。

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太田 創(一般社団法人日本つみたて投資協会 代表理事)