勉強は学生の本分です…それは十分に分かっています。でも、分かっているのは親の方のみ。子どもにしてみれば、その「言葉」は理解していても、なかなか勉強に身が入らない子が大多数です。
かく言う親も、自分が子ども時代の頃を振り返ってみると、どうでしょうか?何回、親に「勉強しなさい!」と言われましたか?分かります、そんな自分と同じ苦しみは、我が子には味あわせたくないんですよね。よく分かります…。でも、結局同じように「勉強しなさい!」と言ってしまう親心。ここら辺りでどうにか改善したいですよね!?
今回は「勉強しなさい!」と言わなくても我が子が勉強する、親のマル秘テクニックをご紹介しましょう。
まずは、親子で話し合って勉強する環境から
『子ども』と一括りに言っても幅が広いので、今回は、小学校高学年から中学生という思春期真っ只中の子を対象としてお話させて頂きます。幼少期間は親への『依存』時期と呼ばれ、子どもの世界の大半は親で占められています。そんな子どもが思春期を迎え、いわゆる『巣立ち』の時期。この時期になると、心身の成長も去ることながら、学校の勉強もグンっと難しくなってきます。
学校の勉強は難しくなり、子どもも自分で自分の意志を貫きたいと思う時期です。そんな時期に親から一方的に「あれやりなさい」「こうしなさい」と言われても、上手く行くはずがありません。まずは親子で話し合いましょう。そして、双方納得の上で、勉強する環境を考えていきましょう。
子ども自身が「これからどうなりたいのか」を考え、その目標に向かって「学習の問題点」および「具体的な数値目標」にまで落とし込んでいきます。「学習の問題点」や「具体的な数値目標」についても、親は焦らず、子どもと話し合いながら進めていきましょう。できれば明るい雰囲気で話し合った方が発展性は良いので、お茶でも飲みながら、時間的余裕がある時に、話し合うことをおすすめします。