子供との時間をたくさん持てるようにと駄菓子屋を始めたねこねこむさん。小学校3年生の長女と幼稚園年少組の次女の育児をはじめ、家事に仕事に大忙しの日々を送っています。しかし、最近ふと気がつきました。

「おかしい…。在宅ワークを始めたら、いろいろ楽になるかも?と思っていたのに、なぜか外に働きに出ていた時よりも忙しくなっているような気がする…。」

冷静に考えてみるに、子供が2人に増えたということもありますが、何より大きい原因は、夫が何もしなくなったこと。ねこねこむさんが外に働きに出ているときは、お風呂掃除もゴミだしも、できる家事はやってくれていたのに、今では、食べたら食べっぱなし。飲んだら飲みっぱなし。夜遅くに帰宅した時は、ねこねこむさんが次女の寝かしつけに忙しく動いているのが見えているのにもかかわらず、開口一番「ねえ、晩御飯の準備してくれないの?」とのたまう始末。こんな調子で、最近は、家事はおろか自分のことすらしてくれないのです。

「たしかに家にいられるからと、夫がしていた家事も自分が引き受け、以前は放置していた夫のやりっぱなしもついつい私が片付けてしまっていたかも…。」と、思い起こして夫を甘やかしすぎたことを、猛烈に反省したねこねこむさん。意を決して、深夜にもかかわらず、用意された夕食を当たり前のようにぱくぱくと食べている夫に相談をもちかけてみました。「ねえ、仕事の遅い日さあ、いつも私が晩御飯を用意しているじゃん。前みたいに自分で用意できないかなあ?」

夫はねこねこむさんのお願いを「いいよ」と笑顔で快諾。てっきり何か言われるかと思いきや、なんとも、あっさり解決してしまいました。早速、仕事から帰った夫が自分で夕食を準備できるよう、翌日のメニューはコロッケに。これなら、すっかりズボラになってしまった夫でも、チンするだけで温かいご飯を食べることができます。

「これで少しは、自分のことを自分でしてくれるようになるだろう。」と期待していたねこねこむさんですが、翌日の夫の様子を見てびっくり。「うっ、今日は体調が悪い。夕食のコロッケを食べすぎた…。」と、青ざめた顔でお腹を抱えているではありませんか。ふと見ると、昨晩、「食べられるぶんだけ、取り分けて食べて」とメッセージを添えて用意していた5個のコロッケが、1個しか残っていません。

「…深夜にコロッケ4個。自分の体調管理すら、自分でできなくなっている⁈」と、心配を通り越して、あきれ果てるねこねこむさんと娘たち。夫が、再び自分のことを自分でできるようになるには、まだまだリハビリが必要なようです。駄菓子屋さんの育児日記の第13話もお楽しみに!

【マンガ記事】駄菓子屋さんの育児日記!

お子さんとの時間を増やしたいという思いから駄菓子屋を始めたママ、ねこねこむさんと2人のお子さんの育児日記。珍事件続出の駄菓子屋ねこねこむさんの育児は、笑いあり涙あり、でもやっぱり笑っちゃう毎日です。

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