「捨てること」が目的になる

断捨離はさまざまなメリットがありますが、依存してしまうと大変なことになり、いろいろなトラブルを起こす原因となってしまいます。依存してしまう原因は複数ありますが、例えば「捨てること」が目的となってしまう場合も。

断捨離は「新たにものを買いすぎない」「ものを捨てる」「執着しない」という考え方のもと、ものを捨てます。ものを捨てることにはさまざまなメリットがありますが、「捨てること」自体が目的になってしまうと、歯止めがきかなくなってしまうので注意が必要です。

必要なもの・必要ないものの区別がつかない

断捨離は、「自分にとって必要なものか」「これから役目があるものなのか」などの判断基準から、ものを捨てていきます。捨てれば捨てるほどお部屋がすっきりするのが嬉しくなり、必要なものでさえも捨ててしまうことも。

必要なものか・必要ないものなのかを判断できないようになってしまうと、自分や家族が大切にしていたものさえ捨ててしまう可能性もあります。

ものがない状態に満足感を得る

お部屋にものが少なく、すっきりしている状態に満足を得ることにはなんの問題もありません。しかし、度が過ぎると連絡手段であるパソコンやスマートフォンすらも手放してしまい、人と連絡すら取りにくくなってしまうという場合もあるのです。

お部屋にものがない状態にすることが目的となってしまうと、日常生活の中で不便なことも増えてしまいますよね。

断捨離依存症の克服法とは