断捨離が原因のトラブルエピソード

「断捨離を始めてからお部屋の中がきれいになっていくことに喜びを覚え、必要のないものは捨てるようになりました。子ども部屋にはぬいぐるみやフィギュアなど、生活するうえで不必要なものばかり。子どもに『部屋はきれいにしておきなさい』と言っているのに散らかりっぱなしだったので、必要ないものは捨てました。それから子どもとの関係に溝ができてしまい、『あのとき勝手に捨てなければ』と後悔しています」

「断捨離を意識するようになってから、『必要なもの』と『必要ないもの』について深く考えるようになりました。必要ないと思ったものには執着せず、捨てていたのですが、夫に『家族で共有するものは捨てる前に相談してほしい』と言われ、そこで初めて『自分は必要ないと思ったものでも、家族にとっては必要なもの』もあると気づき、家族に迷惑をかけていることがわかりました」

家族のものを勝手に捨てる

「家族のものを、許可を得ずに捨ててしまった」というトラブルは、結構多いもの。家族が大切にしていても、その価値がわからずに捨ててしまって険悪な状態になってしまったということも多いそう。

自分以外の人のものや家族で共有しているものを捨てるときは、家族に「これは必要?」と捨てる前に聞くと、トラブルを回避できます。

捨てると後悔してしまうものも

お部屋のものが減っていくのが楽しくてどんどんものを捨てていったら、後悔したということもあります。

外出するために着替えようとクローゼットを見てみると、シーズンにあう洋服が見当たらなかったというトラブルも。

また「うっかり家電の部品を捨ててしまった」「いつの間にか思い出の品を捨ててしまった」など、きちんと確認してから捨てるようにしないと、必要なものまで手元にないというトラブルを引き起こしてしまいます。

断捨離依存症の原因は