新車を買うとなると買い方をどうするか、ということを考える人が多いと思います。
10数年前までは現金かローンか、という2択しかありませんでしたが、最近になって車の買い方が残クレやリース、サブスクリプションと多様化してきました。

そこで今回は、多様化している車の買い方の特徴をさらっとおさらいし、これらの買い方に向かない人をズバリ解説します。

基本の買い方をおさらい

新車を買うとなると数百万円という、「住宅」の次に高額な買い物となります。
ですから一括で買えない場合はお金を借りて毎月返済する、というのがもっともスタンダードな方法。

これはおさらいするまでもありませんね。
ローンを組む場合は、ディーラーから借りるのか銀行から借りるのか、それとも親戚から借りるのか…といった選択肢があるくらいかと思います。

最近の主流の残価設定型クレジット(残クレ)

残価設定型クレジット(残クレ)は10数年ほど前に登場し、最近では車の買い方の主流となりつつあります。
ローン期間を3~5年(一部車種は6年などあり)で設定し、ローンの最終支払い時にあらかじめローン会社が設定した価値(残価)を据え置いて購入する方法です。

例えば300万円の車を買うとして、通常のローンだと300万円÷60回=5万円(金利は考慮せず)となります。残クレの場合は、買う車の5年後の価値が100万円だとすると、この100万円を60回目の支払い時に据え置くため、残りの200万円を59回支払うことになるため月額約3.4万円となり毎月の負担額が抑えられるのが特徴です。

最終回の支払い時に「一括清算で買い取り、新しい車に乗り換えもしくは返却(一定条件あり)」を選択することができ、乗り換えもしくは返却を選択すれば支払いが免除されます。
この支払方法は、頭金に余裕がない人や支払い金額を抑えたい人にとってはおすすめの方法です。

個人リースという選択