「かっぱ寿司」のカッパ・クリエイト、客数減の中で既存店売上高はプラス成長に(2019年10月)

注目小売店月次実績シリーズ

写真はイメージです

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイト(7421)の、2019年10月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2019年11月4日に更新された、カッパ・クリエイトの2019年10月既存店売上高は、対前年同月比101.8%となりプラス成長。内訳は客数95.8%、客単価106.2%であり、客数のマイナスを客単価の大幅な伸びがカバーした結果、売上高はプラス成長となりました。

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しかし全店売上高は99.4%となりマイナス成長。既存店が93.5%と大きく落ち込み、客単価は106.2%と伸びましたが、カバーするに至らずマイナス成長となりました。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。

今期の既存店売上高は7月のマイナス成長(96.7%)以外は、全ての月でプラス成長です。客数は7月及び10月にマイナスとなりましたが、客単価は全ての月でプラスを維持。また10月の客単価106.2%は、今期最大の伸びとなりました。

全店売上高はプラス成長月が5・8・9月の3カ月に留まっており、マイナス成長月が1カ月多い状況にあります。客数のプラス月が5月のみであり、全店ベースでは客数がネックとなりマイナス成長が多くなっています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は2018年半ばから、上限1,500円付近と下限1,300円付近の間でレンジ相場を形成しています。9月半ばに一時1,500円にタッチしましたが、その後すぐに株価は下落しました。11月に入り再び1,500円に向けた上昇を開始しており、1,500円付近のサポート&レジスタンスを上に抜ける動きにまで至るのか注目されます。

既存店売上高は堅調に推移する一方で、全店売上高が苦戦しています。既存店及び全店いずれも客数の増減が売上高に大きな影響を与えているため、今後の客数の推移が注目されます。

カッパ・クリエイトの過去1年の株価推移

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参考資料:月次売上推移速報(2019年度)

LIMO編集部

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に構成されています。国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。