では、職場の人たちの好感度が上がるコミュニケーションの秘訣をお伝えしましょう。
ウィンザー効果を使おう
ウィンザー効果とは「本人や当事者から直接聞く情報より、第三者などからの間接的に聞く情報のほうが信じやすい」という心理効果のこと。たとえば、商品の口コミやレビューもこの効果を狙うものです。
陰で人を褒めておくと、話を聞いた人から、褒められた本人に、「〇〇さん(あなた)から、…と伺ってますよ」と伝わることがあります。良い部分なら、3者ともプラスの心理でつながれるのです。
対話中の相づちを工夫する
人と話すときに、相手が話した内容を「オウム返し」すると、話が弾みやすくなります。
感情を汲み取り、繰り返して、共感を示すのがポイントです。
「えっ!〇〇なんですか?」と事実を確認するかのようなリアクションも効果的。
話の中に分からないことがあれば、質問を返すと興味度が伝えられますよ。
相手に「理解されている」「受け入れられている」と感じてもらえるので、距離が縮まりやすくなります。
少し難しくなりますが、相手の話の要点をまとめて聞き返すのも有効です。
笑顔で丁寧な挨拶
職場の人と話すタイミングを見つけるのが難しい人は、挨拶を活用しましょう。
笑顔と丁寧さがセットになった挨拶は、相手の「大切に扱われたい」「自分を見てもらいたい」という承認欲求を満たします。好感度も上がり、相手から話しかけられる可能性も高まるでしょう。
おわりに
職場では誰かにカチンときても、冷静に対処、もしくはスルーする能力で乗り切りましょう。困った相手は職場で気をつけることを教えてくれる反面教師。同じ目線での応戦は損、無駄なトラブルを近づけるだけです。ご紹介した好感度アップの秘訣も取り入れながら、良い人間関係を築いていきましょう。
LIMO編集部