英語やチャット、いまどきオフィスの不可解なコミュニケーションが厄介

職場の人間関係で悩む、というほどのことではないけれど、ちょっと困ったり面倒だなと感じていることはありませんか。職場でのコミュニケーションは一歩間違えると信頼を失うことになりかねませんし、かといって固くなりすぎても円滑に仕事を進めづらくなってしまいます。今回は、実はこんなことで困っているという、職場でのコミュニケーションについて話を聞いてみました。

日本語で済むのに、わざわざ英語を使う意味ってあるの?

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IT企業に入社したAさんが社内のコミュニケーションで戸惑ったのは、会話のところどころに挟み込まれる英語でした。たとえば「予算」と言えばいいものを「バジェット」と言ったり、社内メールで「FYI」とだけ書かれて送られてくるメール、「ASAP」と伝えられるなど最初は色んな単語の意味がわからず、そのたびに調べていたのだそう。

「ASAPなんて言わないで『なるはやでお願い』って言われればわかるし、FYIと言われてメールを送り付けられても何をしたらいいかわからない。『参考までに』と送ってほしかった。英語にしたら短くなる言葉を英語に置き換えているのならわかるけれど、『予算』に至っては英語にするよりも日本語のほうが短いから、英語を使う意味がよくわからない」とぼやくAさん。

ほかにも「ブレストしよう」と言われたり、「KPI」「KGI」という表現が当たり前のように使われていたり、「グループ会社とのシナジーを~」などと話されたりして最初は意味が分からなかったと言います。「あげくには、会社独特の略語もあって頭がパンクしそうだった」と嘆いていました。

一方で、あまりに英語ばかり使う人に対して不満がふくらむ場合も。Aさんの職場でも、あまりに英単語ばかり使う人に、「あの人って意識高いよね」「日本語のほうが早いし誰でもわかる」と陰口を叩く人もいるようです。英単語を無駄に使うばかりでなく、誰もがわかりやすい言葉で説明ができるようになりたいものですね。

何でもチャットだけど、直接話したほうが早くない?

Bさんが転職したIT企業では、チャットツールを使ったコミュニケーションが当たり前でした。当初チャットツールを使い慣れていなかったBさんは、それに戸惑いを覚えたと言います。

「だって、席が隣や前後なのに話すわけじゃなくてチャットするんですよ。『日報お願いします』とか『〇〇の件、進捗いかがですか?』とか。席がすぐ隣ならひと言、声を掛けたらいいじゃないかとびっくりした」とのこと。隣の人からチャットが来たので「最初は宛先を間違っているのかと思った」と言います。

チャットのコミュニケーションは便利ですし、ミーティングを設定するより時短になることもあります。しかし、それだけではないとBさん。

「タイピングの時間が無駄だと思うような会話もあるし、集まって話したらすぐ決まるようなことまでチャットを使って解決しようとする。顔を見ないままのコミュニケーションだと議論中に攻撃的になる人もいるし、同じ絵を見て直接話し合いをしたほうが効率的に感じることもある」と語ります。チャットと顔を見ての話し合い、時と場合によって使い分けられるといいですね。

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FP保有の金融系ライター。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、貯金・節約から投資までお金に関する悩みに向き合う。