「継続は力なり」、あちこちで言い尽くされていることですが、継続することは大きな壁を超える力を生み出します。一頃、SNSで流行った言葉に
「やりたい人1万人、やる人100人、続ける人1人」
というフレーズがありました。やりたい人はたくさんいても、実際に行動する人はごく僅かであり、さらにそれを継続する人となると本当に一握りの人間だけなのです。現在、Webマーケター、YouTuber、フリーエンジニアとして活躍され、なんと月収1,000万円という超ド級の収益をあげられている「マナブさん」から、「継続することの真の価値とコツ」について対談させていただきました。
マナブさんの実践する「継続術」とはどのようなものなのでしょうか?
(以下、モデレーターは黒坂。マナブさんは「マナブ」と表記させていただきます)。
初めは誰でもシンドイ…1年目は腱鞘炎に
黒坂:マナブさん、今回は貴重なお話を頂き、ありがとうございます。マナブさんは2016年頃から本格的にブログ執筆を開始されていて、今はものすごい成果を出されていますよね?3年間、継続してきたことで1年目、2年目、3年目とそれぞれどんな成果の違いがあったのでしょうか?
マナブ:結論からいうと、徐々に楽になっています。
・1年目:エンジニア業務と並行してブログ執筆。超シンドイ。
・2年目:エンジニア業務を辞める。ブログに全コミット。月100万円の収益達成。
・3年目:ブログ収益が安定。Twitterのフォロワー徐々に増えていく。月8桁の収益達成。
1年目が、最もシンドイです。
エンジニア業務で生活費を稼いでいたので、それと並行してブログを書きました。フリーランスとして週7日の稼働で、休みなしです。
しかし、開始して8カ月目で、小さく収入が生まれはじめていたので、徐々にエンジニア業務を減らしました。
2年目からはブログにコミットして、基本的には積み上げ式の売り上げになるので、徐々に楽になりました。
※ずっと手が腱鞘炎だったのですが、たしか2年目に治りました。
黒坂:なるほど、頑張った成果が水のようにフローとして流れてしまわず、しっかりとストックとして実績が蓄積してきたからこそ、今の大きな成果があるわけですね。
1年目から「これはいける!」という確かな手応えのようなものはあったのでしょうか?
マナブ:かなり半信半疑でした。 そのため、いきなりフルコミットせず、まずはエンジニア業務でしっかりとお金を稼ぎました。
なお、同時並行で企業向けのマーケティングコンサルティングの仕事も始まり、そこでブログ運営の知識が増えました。
要するに「企業向けのマーケティングコンサルティングの仕事でノウハウを溜め、溜まったノウハウを個人ブログにも適用した」という感じです。
そして、8カ月目くらいから、小さく伸び始めた感じです。