2010年代最後の今年、経団連会長やトヨタ自動車社長から終身雇用を守り続けることは難しいという旨の発言があり、多くのサラリーマンに衝撃が走りました。厚生労働省が2019年3月に発表した「モデル就業規則」にも従業員の副業を規制しない旨の文言が載っており、今後は所属する会社に頼るだけではなく、本業以外の仕事(=個人)で稼ぐスキルを身に着けることが重要になってくるといえそうです。
しかし、頭ではわかっていても実際に行動に移すのはハードルが高いもの。副業初心者はどのような仕事を選べば良いのか、どのように仕事を獲得していけば良いのかを紹介します。
初心者でも在宅でできる副業は?
初心者でも始められる副業は意外と多く、以下のようなものがあります。
・クラウドソーシング
・アンケートモニター
・試験答案の採点や添削
・フリマアプリ
・webデザイン
・アフィリエイト
・翻訳
・投資
・Airbnbで旅行者を泊める など
特にクラウドソーシングサイトには様々な仕事があり、データ入力やアンケートなど、初心者でも始めやすい案件が集まっています。また、翻訳やプログラミング、カメラマン、ライターなどの案件は、実力が評価されて好条件の仕事を得ることができれば、副業でも月に10万円以上稼ぐことも可能と言われます。
個人で稼ぐために大事なのは「仕事を獲得するスキル」
個人で稼ぐためには、自分で仕事を獲得しなくてはいけません。どんなに優れたスキルを持っていても、会社の看板がない以上、自分で考えてアプローチしなければ仕事を得ることはできないからです。では、どうしたら上手く仕事を獲得できるのでしょうか。
1. 自分のスキルを生かせる仕事にアプローチする
いくら高いスキルを持っていても、クライアントが欲しいスキルとマッチしなければ採用されることはありません。そのため、クライアントが求めているものの方向性を見極めて、自分のスキルを発揮できる求人を探すことが大切です。
ただ、自分のスキルを過小評価してしまうのはもったいないことです。クライアントの希望と自分のスキルの方向性が合っているのなら応募するのは自由ですし、もしかしたらクライアントの目に止まる可能性もあります。まずは応募しないことには仕事は獲得できないので、積極的にアプローチしましょう。
2. 自己PRを応募先によって変える
応募するときには自己PRを添えることになりますが、内容は応募先ごとに必ず変えましょう。応募先がどのような人物を求めているのかを意識し、自分がいかにその案件に合うスキルを持っているかを裏付ける経験やエピソードを書くのです。たくさんの応募がある中で自分を選んでもらうためにも、印象に残る内容にすることが大切です。