サラリーマンは雇われの身で、どうしても受け身になりがちです。しかし個人で稼ぐためには、自分で考えて自分の裁量で仕事をすることになり、経営者としての思考が必要になってきます。

最初は難しいと感じるかもしれませんが、慣れてきたらどうやって取引を増やそうか、どうしたら効率的に働けるかなどを考えることが大切です。そんな”経営者脳”を活性化するには、お金持ちの習慣を参考にすることも役立ちます。富裕層の多くは経営者であることが多いので、彼らのマインドを学んでみましょう。

自分よりもさらにお金持ちの人と交流する

お金持ちはお金に興味を持ち、お金をさらに集めるためのアイデアを常に考えています。そのためにも自分よりもさらにお金持ちの人と積極的に接する時間を作って、新しいビジネスや投資のヒントを探します。

普通のサラリーマンにはそのような富裕層との接点はなかなかありませんが、ビジネスセミナーや異業種交流イベント、最近では成功者のサロンなどに参加することで接する機会を作ることができます。このような場所では、積極的に人脈を広げたり、さまざまな人と交流する中で自分に足りないことを考えたりすることが大切です。

自分の行動を頻繁に省みる

富裕層の人たちは、自分の過去に目を背けず、たとえ失敗してしまったことでも「なにが原因か」「どうしたら失敗を回避できたか」という分析を怠りません。そして、自分にとって無駄だと悟ったことはスッパリ止め、有益なことはどんどん取り入れていきます。

反省だけで終わらずに、必ず次に生かそうという貪欲な姿勢を持つと、ビジネスにも資産形成にもより磨きをかけられます。また、自分の「やりたい」という感情だけで決めてしまうのではなく、「やることによりきちんと効果が得られるか」という周囲の状況を見極めることで、成功の確率がアップするでしょう。

おわりに

大企業に所属していれば安泰という時代は終わり、これからの時代は個人で稼ぐ力がないと厳しくなっていきます。とはいえ、いきなり起業したりフリーランスになるのは、成功しなかった時のリスクが高いもの。そのため、まずは副業をして、個人の力で稼ぐことの手応えを確かめてはどうでしょうか。

また、個人で稼ぐことができるようになると、どんどん経営者に近い思考になっていきます。富裕層が多い経営者に近づくべく、お金持ちのマインドを実践して、個人で稼ぐ力をより高めていきましょう。

LIMO編集部