海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしているDog Care ClinicさんのInstagramアカウント@dogcareclinicevの投稿。

鉄製の罠にかかって負傷した犬を救助、見違えるように回復していく姿を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で2700回再生、約300件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬・猫のおやつ代は月平均いくらかについても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 鉄製の罠にかかっていた犬「ティファニー」

鉄製の罠にかかって負傷していた当時のティファニー1/5

鉄製の罠にかかって負傷していた当時のティファニー

出所:@dogcareclinicev

海外のSNSで、鉄製の罠にかかっていた犬の救出劇が話題を呼んでいます。救出された犬の名前は「ティファニー」。

ティファニーはヤマアラシを捕えるための罠にかかっているところを発見され、保護団体が救助に乗り出しました。

保護団体が到着した時、ティファニーは自力で罠から脱出していましたが、身体には深い傷がいくつも刻まれていました。

スリランカではこういった罠がよく用いられており、ティファニーのように罠にかかってしまう犬が後を絶たないのだそうです。

回復し、仲間と穏やかに過ごすティファニー2/5

回復し、仲間と穏やかに過ごすティファニー

出所:@dogcareclinicev

重傷を負ったティファニーでしたが、治療の甲斐あって傷口はすっかりきれいになりました。

現在では保護団体の施設で、仲間の保護犬とともに里親になってくれる人を待っています。

ネット上ではティファニーの回復を喜ぶ声や、保護団体のスタッフを労う声が多数集まっていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

2. 著者からの一言コメント

森川 ちづる
「罠にかかってしまう犬が後を絶たない」という一文に、ティファニーのような子がたくさんいるのだと知り、複雑な気持ちになりました。

野生動物を捕獲するための罠は、本来の対象ではない犬や猫がかかってしまう「錯誤捕獲」を引き起こすことがあります。特に鉄製の罠は足や身体を強く締め付ける構造のものも多く、骨折や裂傷など深刻な怪我につながるケースも。日本でもくくり罠やはこ罠といった猟具を使うには、狩猟免許や自治体への許可が必要で、設置場所や見回り頻度についても法律で定められています。それでも人の出入りが少ない山間部や空き地では、放し飼いの犬猫や、野鳥が罠にかかってしまう事故が少なくありません。罠が設置されている区域ではペットから決して目を離さず、室内飼いを徹底することが大切です。

自力で罠を脱出し、治療を経て仲間とともに里親を待てるまでになったティファニーの姿に、安堵しました。彼女が早く新しい家族と出会えますように。

3. お迎えを考える前に。犬・猫のおやつ代は月平均いくら?

命を救われた動物たちの様子を見て、いつか自分も犬や猫を迎えたいと感じる方もいるはずです。日々の飼育費の中で意外と見落としがちなのが「おやつ代」です。

猫のおやつ代は「月平均1957円」、犬は「1972円」とほぼ同額ですが、1頭飼育か複数頭飼育かによっても差が生まれます。

私はアナリストとして企業のコスト構造を分解して見てきましたが、家計の費用にも同じ「構造の目」が使えます。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、おやつ代の月平均は犬が1972円、猫が1957円とほぼ同額。年間にすると、およそ2万3500円ほどになります。

(中略)

ですから、多頭飼育を考えるときは、総額だけでなく「1頭あたりいくらか」で見ておくと、負担の実感がつかみやすくなります。あわせて、環境省のガイドラインが示すとおり、おやつも開封後の保存期限(ドライフードで約1カ月など)を守れば、傷ませて捨てる無駄を減らせます。数字の構造を知っておくことが、じつはいちばん手堅い節約につながるのではないでしょうか。

犬猫のおやつ代は月1972円・1957円でほぼ同額。犬の多頭飼育では2000円台に、正しい保存期限も解説
犬猫のおやつ代は月1972円・1957円でほぼ同額。犬の多頭飼育では2000円台に、正しい保存期限も解説

年間ではおやつ代だけで2万3500円~2万3700円程度になるというデータもあります。日々の暮らしにかかる費用を具体的にイメージするためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

4. 今読まれている【森川 ちづるのおすすめ記事】3選

4.1 6年間放置されてきた老犬を保護、過酷な環境を乗り越えて新たな幸せをつかむ姿に安堵の声

            6年間放置されてきた老犬を保護、過酷な環境を乗り越えて新たな幸せをつかむ姿に安堵の声    

海外のSNSでは、動物レスキューの動画が注目を集めています。今回は@TheMohoさんが投稿した老犬「ヒラルド」の記事をご紹介します。元飼い犬でありながら6年間も路上に遺棄され、歯が一本もなくなるほどの過酷な飢えを生き延びたヒラルド。優しい里親と出会い幸せをつかむまでの軌跡やSNSの反響に加え、記事の後半では命を迎える前に知っておきたい犬の生涯費用についても詳しく解説しています。

4.2 ガリガリに痩せ細ったピットブルを救助、新たな幸せをつかむ姿に心打たれる…回復を喜ぶ声も

            ガリガリに痩せ細ったピットブルを救助、新たな幸せをつかむ姿に心打たれる…回復を喜ぶ声も    

海外のSNSでは、犬や猫の動物レスキュー動画が注目を集めています。今回ご紹介するのは、@TheMohoさんが投稿した犬「トリニティ」の記事です。体重わずか11kg、腹部に複数の弾丸が見つかるほどの重傷を負った状態で保護されたトリニティは、根気強いケアを受けました。数か月の入院を経て回復するまでの経緯とSNSでの反響に加え、記事後半では犬・猫の平均入手価格についても解説しています。

4.3 ノミとダニに覆われた仔犬を保護、見違えるように回復した姿に心打たれる

            ノミとダニに覆われた仔犬を保護、見違えるように回復した姿に心打たれる    

海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」動画が注目を集めています。今回ご紹介するのは、@this_is_houstonさんがInstagramに投稿した仔犬「ビンクス」の記事です。ビンクスは発見時、肋骨が見えるほど痩せ細り、大量のノミとダニに覆われていました。治療を経て回復するまでの経緯とSNSでの反響に加え、記事後半では獣医師や動物看護師の平均年収についても解説しています。

参考資料

森川 ちづる