海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がYouTubeで注目を集めています。
今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護活動を行うアカウント「PawsShow」さんのYouTubeアカウント@PawsShowの投稿。
投稿には、路上のダンプスターの中に置き去りにされていたという子犬キューティップが、全身の疥癬や深い裂傷、感染症による衰弱した状態から保護団体Angel City Pit Bullsのもとで回復し、里親に迎えられるまでの様子が綴られています。
執筆時点で6073回再生、848件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、犬の生涯費用についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【ダンプスターに捨てられていた子犬】発見時の壮絶な状態
投稿によると、キューティップは路上の汚れたダンプスターの中に、たった一匹で捨てられていたといいます。小さな体は全身、痛々しい疥癬に覆われ、深い裂傷が震える体にひどい傷跡を残していました。ひどい感染症と放置された傷のせいで強い臭いも放っており、どれほどの時間そこでひとり苦しんでいたのかは分かっていません。
通りがかった心優しい人がその切迫した状態に気づき、そっとダンプスターの中から抱き上げたといいます。キューティップはすぐに保護団体Angel City Pit Bullsのもとへ運ばれ、この日から新たな人生に向けた回復の日々が始まりました。
2. 【治療と愛情に包まれて】キューティップの回復とその後
里親宅で迎えた最初の夜、キューティップの皮膚は感染したかさぶたに覆われたままで、わずかな刺激にも強い痛みを感じるほどだったといいます。
それでも毎日、薬用の入浴と治療から一日が始まり、獣医師たちが根気強く傷をひとつひとつ洗浄していきました。古くなった皮膚は少しずつはがれ落ち、2週間後には周囲が驚くほどの変化が訪れ、衰弱していた体にも健康的な体重が戻っていきました。
まもなく体を覆っていた包帯がすべて外され、産毛のような柔らかい毛が癒えた肌を再び覆い始めました。あわせて行われたDNA検査では、キューティップが主にフレンチブルドッグの血を引くミックス犬であることも判明したといいます。
数か月にわたる回復を経て遊び好きな性格が開花し、周囲の心優しい保護犬たちとも友達になり、毎日のトレーニングを通じて自信と好奇心を育んでいきました。何千人もの人々が、その奇跡的な回復ぶりを日々見守っていたといいます。
やがてキューティップにとって何より幸せな日が訪れ、愛情深い永遠の家族が彼女を正式に家に迎え入れたといいます。
コメント欄では
- 「彼女をダンプスターに捨てた心無い人には、いつか報いがありますように。誕生から回復、そして生まれ変わるまで関わってくれたすべての人に感謝します。今は愛情あふれる温かい家庭で幸せに暮らしているのですね。キューティップに幸あれ」
- 「このブルドッグの子犬は、本当に素敵な性格の持ち主です。言葉にできないほど愛らしく、遊び好きで優しくて、大好きです。助けてくれてありがとう」
など、キューティップの回復を喜び、感謝や称賛の声が寄せられていました。
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
3. 著者からの一言コメント
4. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?
過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。
2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。
私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。
(中略)
もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。
フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

