海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしている

Saving Harbin DogsさんのInstagramアカウント@savingharbindogsの投稿。

路上に繋がれている状態で見つかったスタンダードプードルが、保護されて新たな生活に向けて歩み始めた姿を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で1213回再生、約91件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬・猫の平均入手価格についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【路上に繋がれていたスタンダードプードル】必死で生き抜いていたところを保護される

クリニックで検査を受けるクロード1/5

クリニックで検査を受けるクロード

出所:@savingharbindogs

海外のSNSで、路上に繋がれていた犬を保護したという投稿が話題を呼んでいます。

犬の種類はスタンダードプードル、生後1歳半ほどの若いオスで、体重は約25㎏、名前はクロードです。

発見された当時は真っ白な毛並みも少し汚れているように見えます。投稿者によると「必死で生き抜いていた」ように見えたのだとか…。

元気な姿を見せるクロード2/5

元気な姿を見せるクロード

出所:@savingharbindogs

保護されたクロードはクリニックで入所時に検査を受けましたが、健康状態は良好でした。ワクチンを接種し、去勢手術を行い、現在は安全な場所で過ごしているようです。

保護されたクロードの表情はとても穏やかで、満ち足りた様子に見えます。なお、今は新たな生活に向けて準備中とのこと。

これからの彼の生活が幸せいっぱいで笑顔あふれる毎日になることを祈りたいですね!

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

2. 著者からの一言コメント

日野 いとり
スタンダードプードルは大型犬であり、小型犬のトイプードルとは体の大きさが全く異なります。保護された子は1歳半ほどだと紹介されていますが、すでに体重が25㎏を超えていますね。大型犬は食費やワクチンの接種費用なども小型犬に比べてかなり高額になるため、保護する側も相当な覚悟が必要になります。詳しい状況は説明されていませんが、「必死で生き抜いていた」という一文があり、おそらく手を差し伸べなければならない切羽詰まった状況だったのだと推測されます。現在は安全な場所で過ごしているという状況に、とても安堵しました。また投稿内の説明文やコメントの反応にもあるように、この子はとてもハンサムで優しいお顔をしていますね。現在は新たな生活に向けて準備中とのことですが、まだ若く美しい子なので、きっとすぐに素敵な家族が見つかるでしょう。なお、日本でも保護犬の譲渡会など、飼い主を探しているワンちゃんはたくさんいます。新たに犬を家族に迎えるときは、ぜひ保護犬も検討してみてくださいね。

3. 新しい家族を迎える前に。犬・猫の平均入手価格を知っておこう

過酷な環境から救い出された動物たちの姿を見ると、これから保護犬・保護猫を迎えたいと考える方も多いのではないでしょうか。

ペットショップやブリーダーなど有償で犬・猫を入手する場合の平均価格は、2025年で犬が「21.6万円」、猫が「17.5万円」となっており、猫は3年間で約35.7%上昇しています。

一方で無償譲渡を希望する声も多く、犬53.6%、猫76.9%が無償での譲渡を望んでいるというデータもあります。

私はアナリストとして、モノを「買うときの値段」より「持ち続けるコスト」で評価することを大切にしてきましたが、ペットもまさに同じだと思います。ペットフード協会の令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査では、有償で入手した場合の平均価格は犬が21万6000円、猫が17万5000円。とくに猫は、この3年で約35.7%上がっています。

(中略)

そして何より、無償譲渡を望む人が猫で76.9%、犬で53.6%にのぼる背景には、命を預かることの重みへの意識があるのだと思います。価格を比べる前に、「10年後、20年後も最後まで世話を続けられるか」――その一点を落ち着いて考えることが、いちばん確かな判断材料になるのではないでしょうか。

令和7年調査から見る犬の平均入手価格は21万6000円、猫は17万5000円。無償譲渡を希望する人は猫76.9%・犬53.6%
令和7年調査から見る犬の平均入手価格は21万6000円、猫は17万5000円。無償譲渡を希望する人は猫76.9%・犬53.6%

その後の飼育費まで見据えて考えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

4. 今読まれている【日野 いとりのおすすめ記事】3選

4.1 「動物病院で治療後に行く当てがなかった犬」置き去りにはできない→優しい人に引き取られ、元気いっぱいのイタズラっ子に成長

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SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は@pawsitiverescue.pageさんがInstagramに投稿した、動物病院で治療後に行く当てがなかった子犬を引き取ったという感動のストーリーをご紹介します。無邪気で可愛い子犬の魅力や保護活動の現実に加え、お迎え前に知っておきたい犬・猫の平均入手価格についても徹底解説。動物保護やこれからペット飼育を検討しているなど、動物に関心がある方必読の記事です。

4.2 「洪水で流され泳いで生き延びた牛」居場所がなく雨ざらしに… 簡易的な雨よけを作ってもらい、逞しく生きる姿に感動

            「洪水で流され泳いで生き延びた牛」居場所がなく雨ざらしに… 簡易的な雨よけを作ってもらい、逞しく生きる姿に感動    

SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は@snehascareさんがInstagramに投稿した、洪水で流されて泳いで生き延びた牛の姿と、快適な場所を作ってもらっている様子を紹介します。さらに災害時における海外の動物たちの保護活動の現実に加え、傷ついた動物たちの回復に欠かせない存在である獣医師や動物看護の年収についても徹底解説。動物レスキューなどに関心がある方必読の記事です。

4.3 「道端で生後わずか10週間の痩せ細った子犬を発見」集中的なケアとたっぷりの愛情をかけられ社交的な犬に成長

            「道端で生後わずか10週間の痩せ細った子犬を発見」集中的なケアとたっぷりの愛情をかけられ社交的な犬に成長    

SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は@mbwa_wa_africaさんがInstagramに投稿した、道端で保護された子犬「グウェンドリン」の成長記録を紹介します。生後10週間ほどで痩せ細っていた状態から集中的なケアと愛情で元気を取り戻した姿とともに、記事後半ではペットフード協会調査による犬・猫の平均入手価格や無償譲渡の実情を解説!動物保護やペット飼育に関心がある方必読の記事です。

参考資料

日野 いとり