海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がYouTubeで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、動物レスキューの様子を伝えているThe MohoさんのYouTubeアカウント@TheMohoの投稿。

車に轢かれた状態で放置されていた犬が救助され、長期間のリハビリを経て回復していく様子を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で3200回再生、約640件の高評価がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、レスキューされた動物たちの回復に欠かせない存在である獣医師や動物看護の年収についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

森川 ちづる
車に轢かれて下半身を引きずった状態で、道路脇に放置されていた犬「ガリーナ」。まともに歩くこともできない中、通行人からわずかな食べ物をもらって生き延びていましたが、手を差し伸べる人はいませんでした。保護団体に救助され動物病院に搬送されると、脊髄に深刻なダメージを受けていることが判明。再び歩けるようになる確率は非常に低いと診断されましたが、懸命にリハビリに取り組みました。3年近くにおよぶリハビリの末、ガリーナは車椅子を使って自由に走り回れるようになりました。また記事の後半では、命を救う現場を支える獣医師や動物看護師の平均年収についても分かりやすく解説しました。

1. 車に轢かれて放置されていた犬「ガリーナ」

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出所:<u><a href="https://www.youtube.com/watch?v=PGwVkAWGhoU" target="_blank">@</a></u><u><a href="https://www.youtube.com/watch?v=PGwVkAWGhoU" target="_blank">TheMoho</a></u>

出所:@TheMoho

海外のSNSで、車に轢かれて放置されていた犬の救出劇が話題を呼んでいます。

救出された犬の名前は「ガリーナ」。

ガリーナは車に轢かれて下半身を引きずった状態で、道路脇に放置されていました。まともに歩くこともできない彼女は、通行人にわずかな食べ物をもらって生き延びていましたが、手を差し伸べる人はいなかったそうです。

このことを知った保護団体がガリーナを救助し、動物病院へ搬送しました。

ガリーナは脊髄に深刻なダメージを受けており、再び歩けるようになる確率は非常に低いといわれましたが、懸命にリハビリに取り組みました。

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出所:<u><a href="https://www.youtube.com/watch?v=PGwVkAWGhoU" target="_blank">@</a></u><u><a href="https://www.youtube.com/watch?v=PGwVkAWGhoU" target="_blank">TheMoho</a></u>

出所:@TheMoho

3年近くにおよぶリハビリを乗り越え、ガリーナは車椅子を使って自由に走り回れるようになりました。

ネット上ではガリーナの受けたひどい仕打ちに憤る声が上がる一方、諦めずに治療やリハビリに取り組んだガリーナとスタッフ達へ称賛の声も相次ぎました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

2. 著者からの一言コメント

森川 ちづる
下半身を引きずりながら、通行人からわずかな食べ物をもらって生き延びていたというガリーナの姿に心が痛くなりました。手を差し伸べる人がいなかったという一文も、読んでいて苦しくなります。
車による動物の死傷事故、いわゆるロードキルは野良犬や野良猫、野生動物だけの問題ではありません。飼い犬であっても散歩中や通院の移動中など、交通事故に遭う危険は身近なところに潜んでいます。リードを外して歩かせている時に、自転車や他の犬に驚いて道路へ飛び出してしまい、事故に遭うケースも少なくありません。散歩中は必ずリードをつけ、特に交差点や見通しの悪い道では、飛び出しを防ぐためにリードを短く持つ。場合によっては、ハーネスやキャリーバッグを使うなどの工夫も大切です。
回復の見込みが薄いとされた脊髄損傷から3年近くかけて、車椅子生活を実現した背景には、ガリーナ本人の頑張りにくわえて多くの人の尽力があったと思います。これからもガリーナが穏やかな日々を過ごせますようにと願ってやみません。

3. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円(平均年齢38.7歳)、動物看護従事者の平均年収は351万9000円(平均年齢38歳)です。

ハードな業務に対して動物看護師の過半数が給料に不満を抱く実情もありますが、2022年の愛玩動物看護師国家資格化などを背景に、今後の待遇改善や推移が注目されています。

同じ38歳前後という年代でありながら、獣医師と動物看護師の年収には大きな開きがあります。

ここで注目したいのは、同じ年代でありながら両者の差がおよそ1.9倍にのぼる点です。専門性と資格の違いが、そのまま年収差として表れていると読めます。実際、日本動物看護職協会の調査では、給与に『不満』『非常に不満』と答えた方が合わせて54.5%と過半に達しています。ただ、2022年に『愛玩動物看護師』が国家資格化されたことは、担い手の専門性に裏づけを与え、参入のハードルを設ける動きでもあります。こうした資格化は、一般に中期的な待遇の下支え要因になりうると私は考えています。

獣医師・動物看護師の平均年収はいくら?国家資格化で注目の「給与とリアルな待遇」
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参考資料

森川 ちづる