中古車の購入を検討していて販売店に行くと頻繁に目にする「試乗車上がりの中古車」という車。
比較的新しくて走行距離も少ない車が多いので魅力的に感じますが、普通の中古車との違いはどういったものなのかよくわからないという方もいるかと思います。
今回は試乗車上がりの中古車について、良い点と悪い点の双方の視点から解説していきたいと思います。
試乗車上がりの中古車の特徴とは
まずはじめに試乗車上がりの中古車はどういったものなのか、というところから解説していきます。
この車はその名の通りメーカー系の新車ディーラー(販売店)で「試乗車」として使われていた車です。
販売店によっては試乗車ではなく「サンプルカー」や「デモカー」などと呼ばれている車ですね。
試乗車は新車ディーラーにおける「お客様の購買意欲を高めるために魅力的にしている車」なので、その車の売れ筋のグレードであったり高価なディーラーオプションを装着している車が多いのが特徴でもあります。