海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がYouTubeで注目を集めています。
今回、LIMO編集部がピックアップするのは、動物レスキューの様子を伝えているThe MohoさんのYouTubeアカウント@TheMohoの投稿。
妊娠9週目の母犬が保護され、8匹の仔犬達とともに幸せをつかむ姿を動画で紹介してくださっています。
執筆時点で2000回再生、約350件の高評価がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、実際に犬を迎える際の生涯費用はどれくらいかについても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 民家に助けを求めた妊娠中の犬「メイシー」
海外のSNSで、妊娠中の犬を救出する動画が話題を呼んでいます。救出された犬の名前は「メイシー」。
彼女は大きなお腹を抱えて、民家の玄関に現れました。
疲れ切った様子で座り込んでしまったメイシーを保護団体が救助。動物病院へ搬送されました。
メイシーのお腹には8匹の仔犬がいましたが、妊娠を嫌がった飼い主によって捨てられたとみられます。
メイシーは多くのサポートを受け、8匹の仔犬を出産しました。
仔犬たちは数週間をメイシーと過ごし、それぞれ里親のもとで暮らすことになりました。
母犬のメイシーは保護団体に残り、穏やかな日々を過ごしています。
ネット上では、メイシーへの労わりや仔犬たちの幸せを祈る声が多数集まっていました。
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
2. 著者からの一言コメント
妊娠中の犬や猫が捨てられるケースは、決して珍しいものではありません。避妊手術をしないまま飼育していると予期せぬ妊娠につながりやすく、出産や子育てにかかる手間や費用を負担に感じて手放してしまう飼い主がいます。妊娠中は栄養状態や体調管理がより重要になるため、遺棄された母犬は自身も仔犬たちも命の危険にさらされやすくなります。
また、産まれた仔犬や仔猫がさらに繁殖して野良になり、不幸の連鎖を生む要因にもなります。こうした事態を防ぐには、飼育前の段階で避妊・去勢手術を計画に入れておくことが大切です。繁殖を望まないのであれば、早めに獣医師へ相談しましょう。
多くの仔犬を無事に出産し、新たな住まいを見つけたメイシーと、里親のもとで暮らす仔犬たちがこれからも穏やかに過ごせますように。
3. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?
過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。
2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。
私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。
(中略)
もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。
フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。
参考資料
森川 ちづる

