現代社会ではスマホが普及したため、連絡が取りやすくなったり調べものをしやすくなったりと、便利な時代になりましたよね。しかし、いつでも連絡ができるということは、ある意味負担になってしまっているのかもしれません。「SNSでいつ反応があるかわからない」「いつ誰から連絡がくるかわからない」といった不安から、スマホが手放せず、ファントムバイブレーション症候群になってしまうことも考えられます。

また、現代社会では「ブラック企業」も社会問題となっていますよね。以前は、固定電話やファックスといったものが連絡手段でしたが、スマホの普及によって、外出中や休日であろうと簡単に連絡を取れるようになりました。そのため、外にいても「いつ上司から連絡がくるかわからない」「もしかしたら呼び出されるかも」という状態が続くことになり、すぐに反応しなければいけないと思って、ファントムバイブレーション症候群になることも。

ファントムバイブレーション症候群の対処法とは

スマホから距離をおく

SNS上でのつながりや会社からの連絡など、気になることは多いですが、スマホに依存しがちだとストレスを感じて疲れてしまいますよね。「誰かから連絡がくるかもしれないから」「上司からの連絡にはすぐに応じないといけないから」といった思いが強く、ファントムバイブレーション症候群を引き起こしている可能性もあります。

連絡を早くすることも重要ですが、その考えにストレスを感じて追い込まれる前に、スマホからある程度距離をおくのも大切ですよ。

いつもと違うポケットに入れる

じつは、スマホをいつもと異なる場所に入れておくだけでも、ファントムバイブレーション症候群には有効なんですよ。いつもと同じところにしまっておくと、振動に敏感になってしまって意識がそちらにいきがちです。そのため、「いつもは右ポケットだけど、今日は左ポケットに」というように意識的に変えてみると、改善する場合もあるようです。

スマホは依存しすぎないように利用しよう

スマホが振動したと思ったら、勘違いだったという経験は多くの人がしたことがあると思います。しかし、それが頻繁に起こってしまうと、ストレスがたまったりスマホが気になって落ち着けなくなってしまったりしますよね。連絡がくるんじゃないかという気持ちがあるのもわかりますが、自身の心の健康のためにも、スマホに依存しすぎないようにしましょう。

フェミエール