過干渉の親に悩んでいるのは、未成年だけではありません。成人して就職・結婚後も親の干渉や口出しに頭を悩ませている人は存在します。いくつになっても親を悲しませてはいけない、親に意見をするのは悪いことだ、という罪悪感からその支配から逃れられない人は、親と距離を取ることは決して悪いことではないことを知ってください。
距離を置くことで自分自身を大切にしたり、親自身もその束縛に気づくことができるいいきっかけになるかもしれません。毒親に育てられたことで、自分の人生を諦めないよう考えることが大切です。
まとめ
いつまでも子供と思っていても、子供たちは知らないうちに成長していくものです。危険なことや失敗をして欲しくない、そんな親心もわかりますが子供が転んだ際に一緒に立ち上がれるよう考え、見守ることこそ、親にとって大切なことではないでしょうか。
知らず知らずのうちに子供を支配してしまっていないか、改めて見直すことで、子供の成長を発見できるかもしれません。
参考:『毒親と子どもたち』斎藤学
LIMO編集部