海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、アメリカ・ニューヨークを拠点に犬猫の保護活動を行う「Puppy Kitty NYCity」さんのInstagramアカウント@puppykittynycityの投稿。

投稿されたのは、脚をひどく損傷した状態で保護され、当初はあまりに衰弱していて必要な切断手術さえ受けられなかったという子猫「ベイビー・ジェーン」が、少しずつ体力を取り戻して無事に手術を終え、三本脚でたくましく元気に過ごすまでに回復し、正式に里親を募集するようになった姿。

執筆時点で9,753回再生、1,568件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、猫の飼育費用についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

LIMO アニマル・ストーリー部
脚をひどく損傷した状態で保護された子猫「ベイビー・ジェーン」。あまりに衰弱していたため、必要な切断手術をすぐには受けられなかったといいますが、少しずつ体力を取り戻し、無事に手術を終えることができました。

今ではすっかり元気になり、三本脚でおもちゃに飛びついて遊び回るほどにたくましく成長。そしてついに、正式に「永遠の家族」を待つ準備が整ったことが投稿で発表されました。

三本脚であることは、この子の元気やたくましさを何ら妨げていません。

1. 【脚に重傷を負っていた子猫】保護から手術までの道のり

保護された当時の様子1/6

保護された当時の様子

出所:@puppykittynycity

投稿によると、ベイビー・ジェーンは脚をひどく損傷した状態で保護されましたが、あまりに衰弱していたため、必要な切断手術をすぐに受けることができなかったといいます。

それでも懸命に踏みとどまり、少しずつ体力を回復。やがて無事に手術を終えることができました。

2. 【三本脚でも怖いものなし】今のベイビー・ジェーンの姿

回復した現在の姿2/6

回復した現在の姿

出所:@puppykittynycity

手術を終えたベイビー・ジェーンは見違えるほど元気になり、投稿では「FABULOUS(最高)」だと紹介されるほどの回復ぶりを見せています。

三本脚であることはこの子の勢いを少しも削いでおらず、ケージの中でおもちゃに飛びつき、夢中になって遊ぶ姿が捉えられています。

遊び回るベイビー・ジェーンちゃん3/6

遊び回るベイビー・ジェーンちゃん

出所:@puppykittynycity

そして投稿では、ついに正式に「永遠の家族」を迎える準備が整ったことが発表されました。三本脚でもたくましく生きるこの子の強さを証明するように、あとは温かい家庭に出会うだけだといいます。

コメント欄では

  • 「猫の回復力の強さがよく分かりますね。障害があっても猫はうまく順応できるということを教えてくれます。とてもキュートで、やんちゃな一面もありますね」
  • 「この美しい子の回復力には本当に驚かされます。ふさわしい温かな家庭に出会えますように。彼女を助け、愛情を注いでくれた素晴らしいチームにも感謝します」

など、回復力への称賛や里親探しを応援する声が多数寄せられていました。

――以上、海外のSNSで話題のネコちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

LIMO アニマル・ストーリー部
今回の投稿をリサーチしていて印象的だったのは、ベイビー・ジェーンが「弱っていて手術さえ受けられなかった」という、想像以上に厳しい状態から回復を遂げていた点です。

脚を失うかどうかという以前に、まず体力そのものを取り戻さなければならなかったという経緯には、保護活動の現場が抱える切実さが表れているように感じました。

三本脚になったあとの姿も、痛々しいものとしてではなく、おもちゃに夢中になって遊ぶ生き生きとした様子として紹介されていたことが印象的です。

障害の有無にかかわらず、その子らしい元気さや個性がきちんと伝わってくる発信の仕方には、見習うべき点が多いと感じました。

もし身近に脚を失った、あるいは他の障害を抱えた保護猫・保護犬がいたら、外見の変化だけで判断せず、まずはその子の性格や今の様子を知ろうとする姿勢を持ってみてください。三本脚だからといって遊びたい気持ちや甘えたい気持ちが減るわけではないことは、ベイビー・ジェーンの姿がよく物語っています。

今回の記事を通じて一番伝えたいのは、ハンディキャップは「迎えられない理由」ではなく、その子の個性の一部にすぎないということです。たくましく回復したベイビー・ジェーンが、一日も早く自分を三本脚ごと愛してくれる家庭に出会えることを願っています。

4. 保護猫を迎える前に。猫の飼育費用は月平均どのくらい?

過酷な状況から救われた動物たちの姿は、これから猫を迎えたいと考えるきっかけにもなります。ただし、迎えた後には毎月の飼育費がかかることも忘れてはいけません。

猫1匹あたりの月間支出額は「2021年の9138円」から「2025年には1万1865円」まで増加し、5年間で約29.8%上昇しています。

中でもフード関連の支出は全体の約55%を占め、主食とおやつを合わせた費用も年々値上がりしています。

私はアナリストとして、数字は「合計」より「中身の分解」で見ると発見が多いと考えてきました。ペットフード協会の令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査では、猫1匹あたりの月間支出は1万1865円。2021年の9138円から5年で約29.8%、金額にして2727円増えています。

(中略)

一方で、猫を飼いたい理由の1位は「癒し・安らぎが欲しい」で50.5%。それでも飼えない理由の1位は「集合住宅で禁止」の31.3%、次いで「お金がかかる」の26.1%でした。つまり、立ちはだかる壁は費用だけでなく、住環境も大きいのです。迎えるか迷っているなら、月1万2000円という数字を出発点に、住まいの条件や、長く続けられる家計かどうかまで含めて眺めておくと、後悔のない判断ができるのではないでしょうか。

猫の飼育費用は4年連続で増加傾向、月1万1865円に。「飼えない理由」1位は集合住宅の禁止31.3%
猫の飼育費用は4年連続で増加傾向、月1万1865円に。「飼えない理由」1位は集合住宅の禁止31.3%

無理なく長く一緒に暮らすためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

5. 今読まれている【LIMO アニマル・ストーリー部のおすすめ記事】3選

5.1 【特別インタビュー】「かわいそう」で終わらせない。苦しむ動物たちに寄り添う保護団体の軌跡と、私たちにできること

            【特別インタビュー】「かわいそう」で終わらせない。苦しむ動物たちに寄り添う保護団体の軌跡と、私たちにできること    

SNS上では動物に関する投稿が時に注目を集めます。トルコのイスタンブールで一頭のけがをした動物を救ったことから始まり、現在スペインを拠点に国際的な動物保護活動を展開する「Let’s Adopt」について、活動の様子ご紹介します。多くの人が目を背けたくなるような過酷な状況から、動物たちが新しい家族と穏やかな日常を取り戻すまでには、どのような課題と喜びのストーリーがあるのでしょうか。

5.2 「もう独りじゃないよ」疥癬で毛を失い衰弱していた老犬、大勢の手に支えられて取り戻した笑顔に反響

            「もう独りじゃないよ」疥癬で毛を失い衰弱していた老犬、大勢の手に支えられて取り戻した笑顔に反響    

SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は@AnimalAidUnlimitedさんがYouTubeに投稿した、疥癬によって毛の多くを失い、耳にも傷を負っていた老犬「ソリー」の保護の様子をご紹介します。衰弱しきっていた発見時の姿から一転、多くの人の手によるケアで笑顔を取り戻すまでの軌跡に、称賛や感謝のコメントが寄せられました。また記事後半では、犬の生涯費用についても解説しています。

5.3 「命はあと数時間」と言われた瀕死の犬、懸命な治療で見せた回復にSNSで感動の声

            「命はあと数時間」と言われた瀕死の犬、懸命な治療で見せた回復にSNSで感動の声    

SNS上では「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿が時に注目を集めます。今回は@PawsShowさんがYouTubeに投稿した、公園でハエやウジ虫にまみれ瀕死の状態だった犬・ソベラニートの姿をご紹介します。獣医療チームによる懸命な治療の末に見せた驚異の回復力に、多くの視聴者からは涙や感謝の声が数多く寄せられました。記事後半では、犬の生涯費用についてもあわせて詳しく解説しています。

参考資料