海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がYouTubeで注目を集めています。
今回ご紹介するのは、ギリシャで動物保護をしている「DAR Animal Rescue」のYouTubeアカウント@D.A.R.ermionigiannakouの投稿。
今回は、足を引きずりながら道路脇をひとりでさまよっていた子犬が保護され、動物病院で骨折が判明し、手術に向けて治療を受けている様子を紹介してくださっています。
執筆時点で2万4000回再生、約2330件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、レスキューされた動物たちの回復に欠かせない存在である獣医師や動物看護の年収についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【足を引きずりながら道路脇にひとりでいた子犬】大ケガが判明し、手術に向けて治療を開始
海外のSNSで、道路脇をひとりでさまよっていた生後約4か月の子犬が保護され、動物病院で治療を受ける様子が紹介されています。
「ケガをしてお腹を空かせた子犬を発見した」と投稿者さんに連絡が入り、すぐに現場へ向かうと、足を引きずっている子犬がいました。
子犬を保護して動物病院へ運ぶと、負傷した足にはまったく感覚がなく、自力で動かすこともできない状態だったことから、車にはねられた可能性があるとのこと。
さらに検査を進めると骨折も確認され、栄養不良や脱水もあったことから入院することになり、負傷した足については切断手術が必要と診断されました。現在は病院で治療を受けながら、手術の日程が決まるのを待っているそうです。
ネット上では、幼い子犬がケガを抱えながらひとりで過ごしていたことに心を痛める声や、これから予定されている手術が無事に終わり、元気を取り戻してほしいと願う声が多く寄せられ、子犬の今後を温かく見守る声が広がっています。
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
2. 著者からの一言コメント
また、3本脚になると立ち方や歩き方のバランスが変わり、残された脚だけでなく、背中や腰などにも負担がかかりやすくなるため、獣医師と相談しながら、その子の状態に合ったリハビリを行う必要があります。焦って運動量を増やさず、短時間の歩行などから段階的に慣らしていきましょう。
一方、飼い主さんが「3本脚で暮らせるのだろうか」「手術を選んでよかったのだろうか」と不安や迷いを感じることも少なくありません。しかし、強い痛みや動きづらさを抱えていた犬の場合、手術によって痛みの原因が取り除かれることで、以前よりもいきいきと動けるようになることがあります。術後は新しい体のバランスに慣れるまで時間が必要ですが、3本脚で上手に歩いたり走ったりできるようになる犬も多いので、悩んだときは一人で抱え込まず、獣医師に相談しながら愛犬に必要なケアを考えてみてくださいね。
3. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?
厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円(平均年齢38.7歳)、動物看護従事者の平均年収は351万9000円(平均年齢38歳)です。
ハードな業務に対して動物看護師の過半数が給料に不満を抱く実情もありますが、2022年の愛玩動物看護師国家資格化などを背景に、今後の待遇改善や推移が注目されています。
同じ38歳前後という年代でありながら、獣医師と動物看護師の年収には大きな開きがあります。
ここで注目したいのは、同じ年代でありながら両者の差がおよそ1.9倍にのぼる点です。専門性と資格の違いが、そのまま年収差として表れていると読めます。実際、日本動物看護職協会の調査では、給与に『不満』『非常に不満』と答えた方が合わせて54.5%と過半に達しています。ただ、2022年に『愛玩動物看護師』が国家資格化されたことは、担い手の専門性に裏づけを与え、参入のハードルを設ける動きでもあります。こうした資格化は、一般に中期的な待遇の下支え要因になりうると私は考えています。
参考資料
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「獣医師」
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「動物看護」
- 一般社団法人 日本動物看護職協会「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」
- @D.A.R.ermionigiannakou
小泉 柚乃

