2. 多年草を長持ちさせる《植え方&育て方》4つのコツ

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花がら摘みをしている人の指

Verediana Hille/shutterstock.com

2.1 性質に合った場所に植える

植えっぱなしで長く育てるためには、日照や土壌など、その植物が好む生育環境を見極めることが大切です。日なたを好む植物を日陰に植えると花つきが悪くなり、湿気を嫌う植物は水はけの悪い土壌で根腐れを起こすことも。

環境が合えば、過度な手入れをしなくても元気に育ち、毎年美しい花を咲かせてくれます。

2.2 花がら摘みや切り戻しをする

花がらを摘むことで種をつくるためのエネルギー消費を抑え、次の開花を促すことができます。また、秋〜冬にかけて地上部が枯れてきたら、株元近くで短く切り戻しておきましょう。

風通しがよくなって病害虫を防げるだけでなく、春に新しい元気な芽が伸び出すための準備が整います。

2.3 数年に一度株分けをする

何年も同じ場所で育てていると、株が込み合って中心部が芽吹きにくくなったり、花数が減ったりすることがあります。数年に一度、春か秋の生育適期に株を掘り上げ、手やハサミで適度な大きさに切り分けて植え直しましょう。

株分けによって根を張るスペースが広がり、再び勢いを取り戻して毎年みずみずしい花を咲かせます。

2.4 肥料を与えすぎない

「花をたくさん咲かせたいから」と肥料を与えすぎるのは逆効果。植物本来のたくましさを引き出すため、元気が足りないと感じたときに、緩効性肥料や堆肥を少量補う程度で十分です。

3. 丈夫で頼もしい秋の多年草で秋の深まりを感じる庭に

しっとりと落ち着いた風情と鮮やかな色彩が美しく調和する秋の庭。手をかけなくても季節感あふれるお庭を楽しめるのは、ローメンテナンスな多年草ならではの魅力です。

澄んだ秋空の下で、植物たちが爽やかな風に揺れる姿を見るたび、「植えてよかった」と実感します。丈夫で頼もしい多年草を植えて、毎年秋が来るのが待ち遠しくなる庭づくりを始めてみませんか。

4. 【上園 美佳】のひと言コメント

上園 美佳
毎年秋になると美しい花を咲かせ、季節が移り変わっているのを実感させてくれる我が家の多年草たち。「厳しい夏の暑さを乗り越えて、また今年も会えたね」とうれしくなり、愛着もさらに増します。時が経つほどに株が充実し、庭になじんでいく姿を見るのは、多年草ならではの醍醐味です。気になる植物が見つかったら、ぜひご自宅の庭に仲間入りさせてくださいね。

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