欲しいものをすべて手に入れる贅沢三昧な暮らしをしていては、貯金が増えないどころか赤字になってしまいます。だからといって節約のために我慢ばかりしていると、その反動で浪費するリスクが高まる可能性も。
ここで大切なのは、「どの項目にお金をかけるか」を見極めることです。支出にメリハリをつければ節約のモチベーションが保ちやすく、スムーズにお金を貯められます。
そこで今回は、「支出にうまくメリハリをつける方法」を具体的に見ていきましょう!
出費にメリハリをつける3つのポイント
愛車にはお金をかけたい、定期的にリッチな外食をしたい、年に一度は海外旅行に行きたい…。そのような理想を、「いまの収入では無理だ」と諦めていませんか?メリハリをつけてうまくお金を貯めれば、かけたい部分にたっぷりとお金をかけることができます。
そこで、実際にメリハリ出費をして貯金に取り組んでいる人にポイントを聞いてみましょう。
自分の無駄遣いの癖が分かっている
自分の支出のなかで「これは無駄だ」と感じる部分こそ、メリハリで抑えるべき項目といえます。家計簿やレシートを見直し、「買わなくてもよかった」「もっと安く買えた」と判断できる出費を探してみましょう。
ついカフェに立ち寄ってしまう、仕事帰りにコンビニでスイーツを買ってしまうといった無駄遣いの癖が見つかれば、「カフェは週末だけ利用する」「仕事帰りはまっすぐ帰る」などのルールを設けて対策をしてくださいね。
毎日を明るくするお金は必要
節約に対する不満をためすぎないため、自分に毎日の楽しみを与えることも大切です。趣味や娯楽をすべて制限するのではなく、回数を抑える、なんとなく参加していたイベントや習いごとに参加しないといったメリハリをつけましょう。
質を意識する
お金をかけていいのか判断しにくいときは、「健康に影響がないか」「質と値段が釣り合っているか」を基準に考えてみましょう。たとえば、食事や運動に関する節約は、健康に悪影響を与える可能性があります。
また、「この服は高いから質がいいはず」と値段だけで判断するのではなく、「セール期間でないから高いのでは」「有名なブランドだから高いだけかも」と踏みとどまるのも重要です。民間のジムから自治体が運営しているところに移る、セール期間中に質のいいものを購入するなど、質を維持したまま支出を抑える工夫をしておきましょう。