多くの人がグループに所属した結果ママたちだけでは解決できず、なんと幼稚園からお達しがくることもあるそうです。

・「うちの幼稚園はLINEグループ禁止です。前年度の保護者がどうやら揉め事を起こしたらしく、今年度からNGがでました。先生たちへの不満もよく話題になると聞くし、あまりそういったことをして欲しくないというのが本音かもしれません」

・「うちのクラスのLINEグループは『夕食の投稿禁止』です。これは幼稚園からお達しがあったルール。最初は料理上手なママが素敵な夕食写真を載せただけだったのですが、いつしかみんなが競い合うように(笑)。とはいえ、忙しい夕方に写真のためだけにおしゃれな盛り付けをするのも負担で…誰かがアップするたびに「おいしそう!」と書き込まなくてはならないのも負担だったので、園からNGが出て正直ホッとしました」

子供の揉め事だけでなく大人の集まりにまで介入しなくてはならないなんて、先生方には本当に頭がさがる事例です。

コミュニティ上手のグループLINEはお得がいっぱい?

グループLINEは連絡事項や雑談トークを楽しむほかに、まだまだ有効な活用方法があります。LINEにはさまざまな機能があります。それをうまく利用して友人たちをつないだママのお話を聞いてみましょう。

「あるきっかけで、思い出の服を譲りたい・譲って欲しいという人がなかなか出会えていないことを知りました。フリマアプリなども多数ありますが、利益よりも我が子の思い出の服を喜んでくれる人に届けたい。そんな想いが強い人とその想いを理解できる人をつなぎたい。そう考えた結果生まれたのが『おさがりグループ』でした。ここは私の知人なら誰でも参加することが可能です。グループでは投票機能を利用し、譲りたい人・譲って欲しい人が投票形式でやり取りができるフォーマットを作成しました。私自身も友人たちからおさがりを譲ってもらい、今度はそれらを次に使用したい人へとつなぐ。今では物の授受だけではなく、子育てトークも繰り広げられるよいグループとして活躍してくれています」温かい想いをつなぎつつ家計にも優しい活用は、なんともママたちらしい発想です。

まとめ

人数が多いコミュニティはSNSであれ、正直ちょっと面倒だと感じます。しかし、忙しい現代のママたちが落ち着いた時間にちょっとした本音をこぼせ、共感や情報共有できる場はいまや貴重な空間です。

本当に苦痛であれば通知を切り、ちょっとしたスタンプを押し、たまに開く程度にとどめることもできます。生活を圧迫せず、自分のペースで取り入れることは、上手なスマホの活用法といえるのではないでしょうか。

LIMO編集部