気が付けばまもなく2020年。2010年代もまもなく終わりを迎えようとしています。この10年の間にもさまざまな社会の変化が起こりましたが、最も身近な変化といえばスマートフォンの普及に伴うSNSの進化ではないでしょうか。

その中でも、最も多くの人が利用しているアプリ・LINE。グループトークやスタンプ機能など、うまく活用すればかなり便利なアイテムで、それはママたちにとっても例外ではないようです。では、イマドキのママはどのようにLINEを活用しているのでしょうか。

いまやママ同士の連絡手段の主役はLINEに

低価格スマートフォンなどが販売されたこともあり、主婦には少し贅沢な印象があったスマートフォンもかなりの勢いで浸透してきました。以前であればEメールで送られていた学校や幼稚園の伝達事項も、LINEグループを作成することにより一斉に連絡することが可能に。

複数の人たちが自由に発言できる場は、保護者達にとっても大変便利なツールとなりました。働くママが増えたこともあり、時間がない中でも子供のコミュニティの人たちと気軽に連絡を取れることは、忙しいママにとってメリットともいえます。

また、一度に多くの人と話ができるトークの場は、業務連絡に限らず井戸端会議の場としても大変便利。幼稚園の前で行われていたママたちの雑談も、オンライン上へと場所を移したのでした。屋外で誰かに聞かれてはまずい話や、子供たちの話題の共有など話題はさまざま。LINEグループは大変便利な役割を担っているようです。

グループLINEはトラブルだらけ?

気軽なアプリであるLINE。それゆえに、ときにはその便利さゆえにトラブルの原因となることも。クラス単位のグループとなると、どうしても参加人数が数十人と多くなってしまいます。

例えば、一人がランチ会の場所の確保や日時の提案をした場合など、数十件の「ありがとう」スタンプが永遠と続く…なんてことや、夜型のママがみんなの就寝時間を考えずトークを一向に終えようとしないため、何時になってもピコンピコンと鳴りやまない…思い切って通知オフにして眠った結果、朝には数百件の未読LINEが溜まり、さかのぼりきれなかった、なんて人も。

また、SNSでよく問題となるのが承認欲求を満たしたい人の存在です。自分をよく知る人に素敵な自分を見せたいあまり、少し「盛った自分」をアップすることに夢中になってしまい、その頑張りが過熱してしまうことも。また、そんな過熱ママがLINEのタイムラインにキラキラした日常を載せるたび、空気を読んでイイネを押し褒めてあげなければならないのがツライ、とこぼすママも一定量いるようです。

親のLINEに園が介入!?