フジクラ、2027年3月期の営業利益予想を4,320億円へ引き上げ。昨秋以降に激しく振れた株価をどう捉えるか データセンタ向けが牽引した情報通信事業と、営業キャッシュフロー1,329億円の使い道を5期の推移から追う 2026.09.17 20:40 公開 執筆者石津 大希 ある月は2割上がり、次の月は3割下がる。フジクラ(5803)の月末終値を昨秋から並べると、そんな動きが続いている。業績はきれいな右肩上がりなのに、株価だけがこれほど荒れるのはなぜか。このような銘柄は、月次の値動きから会社の状態を読みにくい。決算の中身と、稼いだ資金の使い道の両方から確かめてみたい。 ※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。 この記事のポイント 2025年10月末以降の月末終値は2,907円から6,238円まで振れ、その幅は2.1倍に達した。 2026年3月期は情報通信事業が売上高6,530億円、営業利益1,527億円と連結を牽引した。 会社は2027年3月期の営業利益予想を4,320億円へ引き上げ、前期比128.9%増を見込んでいる。 記事の続きを読む 1/2 出所:各種資料をもとに筆者作成 Check! 次のページでは、「フジクラ」の株価が2,900円台から6,200円台まで動いた振れ幅が、どんな期待の揺れを語っているのかを取り上げます。増収増益を作ったのは情報通信事業でした。1Qで通期の絵が描き替わり、営業利益4,320億円という前提が置かれています。この中身を確認します。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 ソフトバンクグループ、2026年3月期通期は当期利益+334%。営業キャッシュフローはマイナス、株価の大きな振れの背景に何があるのか ソフトバンクグループの2026年3月期通期は当期利益が前期比+333.7%。一方で営業キャッシュフローは流出超に転じ、有利子負債は24兆円台へ膨らんだ。株価の大きな振れを資本配分から整理する。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #株価 #決算 #株式投資 #上場企業 #フジクラ