任天堂、2026年3月期通期は売上高がほぼ倍増でも営業利益率は15.6%まで低下。半値まで沈んで戻した株価の背景に何があるのか 売上高が倍近くに伸びた一方で営業利益率は5期で最も低い。増収と利益率低下が同居する構造を追う 2026.09.16 19:40 公開 執筆者石津 大希 売上がほぼ倍になった会社の株が、同じ期間に半値近くまで沈む。任天堂(7974)の直近1年は、そういう時間だった。決算が悪かったわけではない。むしろ数字は派手に伸びている。それでも株価は反対方向へ動いた。この食い違いはどこから来ているのか。決算書を1枚ずつめくると、増収の裏側にある利益率の変化が見えてくる。 ※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。 この記事のポイント 2026年3月期通期は売上高2兆3,130億円で前期比+98.6%、営業利益3,601億円で+27.5% 売上総利益率は前期の61.0%から39.3%へ、営業利益率は15.6%へ下がった 2027年3月期1Qの営業利益1,425億円は、通期計画に対する進捗が38%台に達している 記事の続きを読む 1/2 出所:各種資料をもとに筆者作成 Check! 次のページでは、「任天堂」の売上がほぼ倍増した期に、利益率が5期で最も低くなったという食い違いを取り上げます。営業利益を1,800億円上回る経常利益が何を映しているのかも見ていきます。株価は昨秋の高い水準から半値近くまで沈み、夏に戻しました。この足取りとあわせて確認します。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 ソフトバンクグループ、2026年3月期通期は当期利益+334%。営業キャッシュフローはマイナス、株価の大きな振れの背景に何があるのか ソフトバンクグループの2026年3月期通期は当期利益が前期比+333.7%。一方で営業キャッシュフローは流出超に転じ、有利子負債は24兆円台へ膨らんだ。株価の大きな振れを資本配分から整理する。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #株価 #決算 #株式投資 #上場企業 #任天堂