三菱電機、売上4%の半導体セグメントが営業利益率で最上位。昨秋以降で水準を切り上げた株価に何を見るか 売上構成比4.4%にすぎないセミコンダクター・デバイスが、利益率では他の報告セグメントを上回る構造を読む 2026.09.16 18:40 公開 執筆者石津 大希 三菱電機(6503)と聞いて、まず思い浮かぶのはエアコンやエレベーターだろうか。私も長いあいだ、この会社を家庭と建物に製品を置く重電メーカーとして眺めていた。ところが決算資料をセグメント単位まで割ると、稼ぐ力の重心は少し違うところにある。売上のごく一部にすぎない事業が、利益率では他を大きく引き離しているのだ。 ※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。 この記事のポイント 2026年3月期通期の営業利益は4,330億円。5期前の2,520億円から水準が切り上がった 売上構成比4.4%のセミコンダクター・デバイスが営業利益率18.4%と、報告セグメントの最上位にある 2027年3月期1Qは営業利益が前年同期比+24.6%。通期計画も期初から引き上げられた 記事の続きを読む 1/2 出所:三菱電機株式会社 有価証券報告書をもとに筆者作成 Check! 次のページでは、「三菱電機」を家電とエレベーターの会社と見たときに、その見え方から外れるものを取り上げます。売上の4.4%にとどまる事業が、利益率では最も高い位置にいます。株価は昨秋から初夏にかけて切り上がり、そこから下押しに転じました。この構造と値動きをあわせて確認します。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 ソフトバンクグループ、2026年3月期通期は当期利益+334%。営業キャッシュフローはマイナス、株価の大きな振れの背景に何があるのか ソフトバンクグループの2026年3月期通期は当期利益が前期比+333.7%。一方で営業キャッシュフローは流出超に転じ、有利子負債は24兆円台へ膨らんだ。株価の大きな振れを資本配分から整理する。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #株価 #決算 #株式投資 #上場企業 #三菱電機