2. 11日の米国半導体関連株の動き

11日(現地時間)の米国市場では、S&P500種株価指数が65.28ポイント高の7,656.98(+0.86%)、ナスダック総合指数が251.34ポイント高の2万6,333.04(+0.96%)、ダウ工業株30種平均が509.19ドル高の5万2,573.29ドル(+0.98%)とそろって上昇した。

半導体関連株の比重が大きいフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は209.80ポイント高の1万1,824.00(+1.81%)と、主要3指数を上回る上げ幅となった。

半導体・AI関連の個別銘柄は明暗が分かれた。時価総額最大手のエヌビディア<NVDA>は0.07ドル安の218.29ドル(▲0.03%)とほぼ横ばいで推移した一方、AMD<AMD>は12.53ドル高の516.13ドル(+2.49%)、ARMホールディングス<ARM>は10.61ドル高の264.79ドル(+4.17%)と大きく買われた。

メモリー関連も明暗が分かれた。マイクロン・テクノロジー<MU>は2.15ドル安の975.26ドル(▲0.22%)、サンディスク<SNDK>は59.24ドル安の1,633.35ドル(▲3.50%)と売られた一方、SKハイニックス<SKHY>は1.77ドル高の190.07ドル(+0.94%)と上昇した。

半導体製造装置関連では、台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング<TSM>が5.21ドル高の433.24ドル(+1.22%)、ASMLホールディング<ASML>が10.87ドル高の1,698.30ドル(+0.64%)とそろって上昇した。

3. 米国の主な半導体関連株の騰落一覧(11日、現地時間終値)

11日(現地時間)の主な米半導体関連株8銘柄の終値・騰落率を一覧にまとめると、以下の通りとなる。

  • エヌビディア(NVDA):218.29ドル(▲0.03%)
  • AMD(AMD):516.13ドル(+2.49%)
  • ARMホールディングス(ARM):264.79ドル(+4.17%)
  • マイクロン・テクノロジー(MU):975.26ドル(▲0.22%)
  • サンディスク(SNDK):1,633.35ドル(▲3.50%)
  • SKハイニックス(SKHY):190.07ドル(+0.94%)
  • 台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSM):433.24ドル(+1.22%)
  • ASMLホールディング(ASML):1,698.30ドル(+0.64%)

米半導体関連銘柄の騰落一覧1/1

米半導体関連銘柄の騰落一覧

出所:各データより筆者作成

4. 記者コメント

14日の東京市場は、半導体・AI関連7銘柄がそろって下落する展開となった。

下落率はキオクシアホールディングスが6%を超え、値動きの大きさが目立った。

この日はAI関連の投資家心理を冷やす材料が重なった。

オープンAIが年内の新規株式公開を見送るとの報道に加え、米アンソロピックの経営陣がAI開発のペースダウンを訴えたことを受け、AI・データセンター関連の市場成長鈍化を懸念する売りが広がった。

これに対し、今晩の米国市場がどう反応するか注目される。

原油先物価格の高止まりも重荷となるなか、外国為替市場でドル円は154円台前半で推移した。

後場にかけては、AIの影響を受けにくい内需系銘柄の堅調さと、下落していた半導体関連株自体の下げ幅縮小が支えとなり、日経平均は下げ渋った。ただ前週末に続き2営業日連続の下落で終えた。

【免責事項】

  • 本記事は一般的な情報提供のみを目的としており、特定の株式の購入や売却について助言や推奨するものではありません。本記事上の情報に起因、また関連して生じた損害や損失に関しては一切の責任を負いません。投資判断は最新の決算資料や市場動向などをご自身でご確認の上、自己責任で行ってください。

高原 祥子