「そこまでして旦那育てをするくらいなら、自分で全部した方がマシ」と感じた方もいるかもしれません。たしかに、ただでさえ忙しい状況で指示を出したり育児を教えたり…というのは大変な作業。しかし、先を見据えると「そうは言っていられない」というのも現実です。

旦那育てを諦め、家事や育児を自分だけで担い続けた将来を想像してみましょう。定年を迎える時期になっても旦那は1人で何もできない、妻に頼りっぱなしの生活を送ることになるはず。もし妻が体調を崩しても、自分の食事さえ用意できないかもしれません。

どんなときも旦那に頼れず、自分ひとりで対処しなければならないと思うと、ぞっとするのではないでしょうか。「もっと頼れる旦那に育てておくべきだった」と後悔しないためにも、今のうちから旦那育てを始めておきましょう。

とはいえ、母親や教師のように厳しく指導する必要はありません。「晩御飯の後は食器洗いをしてほしいな」「子どもがうんちをしたら、あの棚にあるおむつを取って交換してほしい」とお願いをするだけでいいのです。家事や育児の全て詰め込ませようとせず、できることを1つずつ習得してもらいましょう。

まとめ

旦那が家事や育児をある程度できるようになれば、いざという時に協力してもらえるという安心感を得ることができます。お互いが協力することで、良好な夫婦関係も維持しやすいでしょう。「家事や育児をしない夫に困っている」「他人事の夫に腹が立つ」という方は、旦那育てをしながら気長に成長を待ってみましょう。

LIMO編集部