「やることが多くて毎日が大変」「少しでいいから誰かに手伝ってほしい」と感じたことはありませんか?そんな状態なのに、まるで他人事のようにマイペースで過ごしている旦那にイライラ…なんて話も珍しくありません。家事や育児を1人で抱えている状態が続くと、体力面も精神面も削られていく一方です。ここは思い切って、協力的な旦那になってもらうよう立ち上がりましょう。

そこで今回は、「子育て」ならぬ「旦那育て」に成功した妻たちに、その経緯と極意を聞いてみました!

育児消極的な夫を変えたのは「息子」だった

「私が高熱でフラフラだったときも、夫だけ休みで退屈そうにしているときも、息子の世話をするのはいつも私でした。私がバタバタと保育園の支度をしていても、夫は自分の準備をするだけ。忙しい日ならまだしも、休日さえ手伝ってくれません。

ただ、『息子を着替えさせて』『手が離せないからおむつを替えて』と旦那に言えば、嫌な顔せず対応してくれます。どうやらやる気がないわけではなく、『自分が協力する必要はない』と考えている様子。

どうすれば積極的に息子と関わったり、私を手伝ったりしてくれるのだろう…と試行錯誤を繰り返しました。「これをやってね」とお願いごとを書いた紙を渡したり、育児のハードさを語った記事を読んでもらったり。しかし、どれも結果は得られませんでした。

もう夫に期待をするのはやめよう…と諦めかけていた頃、夫に変化が表れました!息子に『パパは私たちのために毎日働いているんだよ』『パパはあなたのことが大好きなのよ』と語り掛けていた結果、パパに甘えるのが大好きな子へと成長。その結果、夫が積極的に息子と関わってくれるようになりました。

私がいくら言っても効果がなかったのに、息子に求められたことで父親の自覚が芽生えたようです。いかに夫が息子を好きであるかを毎日伝える、息子に夫の愚痴を話さないといった行動を繰り返し、親子の絆を深めることの大切さを知りました」

当事者意識を持ってもらう

「わが家では、出産後から子育てと同時に『旦那育て』をスタートさせました。まるで小さな子どもと接するように、協力してくれたら褒める、間違ったことをしたら注意するのです。

育児との同時作業には骨が折れましたが、旦那の育児スキルがアップするごとに私の負担は減っていきました。最初は何も手伝ってくれなかった旦那も、次第におむつ替えやミルク作りを手伝ってくれるように。

自分から動ける人になってもらうため、あえて子どもと留守番してもらったときもありましたよ。1回に飲むミルクの量やアレルギーのことなど、子どもの情報を教えるきっかけにもなりました。大切なのは、『自分も育児をする1人なんだ』という当事者意識を持ってもらうことですね」

旦那育てを怠ると…将来困るのは自分かも!?