三菱マテリアル、2027年3月期1Qは純利益512億円。株価4%超の急落と設備投資縮小局面のキャッシュフローを検証する 営業利益+63.0%に対し営業CFは▲32.6%。設備投資の縮小と在庫の膨張から資本配分の現在地を追う 2026.09.12 20:40 公開 執筆者石津 大希 非鉄金属は装置産業だ。稼いだ現金を設備に注ぎ込みまた稼ぐ。そういう循環で語られることが多い。ところが三菱マテリアル(5711)のキャッシュフロー計算書を5期並べると、その図式から少しずつ外れてきているようにみえる。株価は2026年9月11日に前日比4%超の急落となり直近1カ月で最も低い終値をつけた。PERは4.69倍、PBRは0.85倍まで下がっている。 ※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。 この記事のポイント 9月11日の終値5,022円は前日比▲4.4%の急落で、直近1カ月の日次終値では最も低い水準だった PER4.69倍・PBR0.85倍の分母には、前期実績EPSの3.4倍にあたる会社予想EPS1,070.8円が置かれている 2026年3月期は営業利益+63.0%でも営業CFは▲32.6%。設備投資はピークから2期連続で縮み、資本は在庫へ向かった 記事の続きを読む 1/2 出所:各種資料をもとに筆者作成 Check! 次のページでは、「三菱マテリアル」の株価が8月末の6,000円台から一転し、9月11日に1カ月の最安値をつけた経緯をたどります。PERは4.69倍、PBRは0.85倍という水準です。2027年3月期1Qの純利益512億円と、通期予想に対する進捗の偏りが何を作っているのかを確認します。 画像と一緒に記事を読む LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #株価 #決算 #株式投資 #上場企業 #三菱マテリアル