海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。
今回ご紹介するのは、ガザ地区で動物保護をしている「Sulala Animal Rescue」のInstagramアカウント「@sulalaanimalrescue」の投稿。
今回は、路上で母犬のいない状態で発見された、まだ目も開いていない生後間もない子犬が保護され、授乳中の母犬のもとへ預けられるまでを動画で紹介してくださっています。
執筆時点で約860件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、犬・猫の平均入手価格についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【路上にいた生後間もない子犬】新たな母にお世話してもらうことに
海外のSNSで、路上で母犬のいない小さな子犬が発見され、保護される様子が紹介されています。
子犬を見つけたのはガザ北部の住民で、そばに母犬がいなかったことから保護団体へ連絡し、助けを求めたそうです。連絡を受けた保護団体は、子犬を北部から南部へ搬送することを決め、無事に保護しました。
施設に到着した子犬は、健康状態を確認してもらった後、授乳中の母犬のもとへ預けられ、生まれて間もない子犬が必要な栄養や世話を受けられる環境が整えられました。
ネット上では、子犬の保護を喜ぶ声や、世話をしてくれる母犬がいて安堵したという声が多く寄せられています。
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
生まれて間もない子犬にとって、母犬による授乳やお世話は成長するうえでとても重要です。しかし、今回の投稿のように母犬がそばにいない状態で子犬が見つかることもあります。こうした子犬を見つけても、すぐに母犬がいないと判断するのではなく、まずは周囲の安全を確認しながら、母犬が戻ってこないか様子を見ましょう。一方、子犬が衰弱している、ケガをしている、危険な場所にいるなど緊急性が高い場合は、動物病院や地域の保護団体などへ相談が必要です。
母犬がそばにいない場合は、人の手でミルクを与えるだけでなく、保温や排泄のサポートなども必要になります。特に幼い子犬は自分で体温をうまく調節できないため、寒さによって体温が下がると衰弱してしまうおそれがあります。人工哺乳を行う場合は市販の子犬用ミルクを使用し、成長段階に応じた量や回数を守って与えましょう。
母犬のいない小さな子犬を育てるには、細やかなケアが欠かせません。今回保護された子犬は、幸運にも新しい母犬のもとで育てられることになったので安心しました。
2. 新しい家族を迎える前に。犬・猫の平均入手価格を知っておこう
過酷な環境から救い出された動物たちの姿を見ると、これから保護犬・保護猫を迎えたいと考える方も多いのではないでしょうか。
ペットショップやブリーダーなど有償で犬・猫を入手する場合の平均価格は、2025年で犬が「21.6万円」、猫が「17.5万円」となっており、猫は3年間で約35.7%上昇しています。
一方で無償譲渡を希望する声も多く、犬53.6%、猫76.9%が無償での譲渡を望んでいるというデータもあります。
私はアナリストとして、モノを「買うときの値段」より「持ち続けるコスト」で評価することを大切にしてきましたが、ペットもまさに同じだと思います。ペットフード協会の令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査では、有償で入手した場合の平均価格は犬が21万6000円、猫が17万5000円。とくに猫は、この3年で約35.7%上がっています。
(中略)
そして何より、無償譲渡を望む人が猫で76.9%、犬で53.6%にのぼる背景には、命を預かることの重みへの意識があるのだと思います。価格を比べる前に、「10年後、20年後も最後まで世話を続けられるか」――その一点を落ち着いて考えることが、いちばん確かな判断材料になるのではないでしょうか。
その後の飼育費まで見据えて考えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。
参考資料
小泉 柚乃

