【賃金のデジタル払い】給与を「PayPay」で受け取れる?受入上限は10万円から30万円、貯めるほうは銀行の自動振替 2026.09.16 08:28 公開 執筆者LIMO編集部貯蓄解説班 賃金のデジタル払いは、労働基準法施行規則で定められた賃金の受け取り方のひとつです。使えるのは第二種資金移動業を営む業者のうち、8つの要件を満たして厚生労働大臣の指定を受けたところに限られます。業者が破綻したときは保証機関から口座の全額が速やかに弁済され、少なくとも毎月1回は手数料なしで現金にできる仕組みも要件です。指定を受けた4社と、労使協定から同意までの手続きの流れを確かめます。 この記事のポイント 給与をアプリで受け取れるのは、厚生労働大臣の指定を受けた4社の口座だけ。制度が始まってから申請したのも、この顔ぶれにとどまる 受入上限は各社で分かれていて、いちばん高いところでも30万円。条文が認めている枠は、それよりかなり大きい 使用者は銀行口座か証券総合口座も選択肢として示す義務がある。希望しない人に強制すれば、罰則の対象になり得る 記事の続きを読む 1/2 出所:厚生労働省「資金移動業者の口座への賃金支払(賃金のデジタル払い)について」などをもとにLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、この表の上限額が制度の枠とどれだけ違うのかを確かめます。条文が求めているのは100万円以下で、各社の設定はそれをかなり下回ります。申請があったのは累計で4社、審査中は0社でした。希望しない人に強制すれば労働基準法違反になる点や、ポイントや暗号資産が使えない点もみていきます。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 【国家公務員の俸給】大学卒と高校卒の差がいちばん開くのは経験15年から20年の「5万3649円」、35年以上ではいくらまで縮む? 同じ職場で同じ年数働いても、大学卒と高校卒では給与に差が出るのでしょうか。人事院の令和8年国家公務員給与等実態調査には、平均俸給額が経験年数と学歴のマス目で公表されています。1年未満から35年以上まで、12の階層に分かれています。経験1年未満の差は3万1785円ですが、年数とともに一本調子で開くわけではありません。この記事では、経験年数ごとの俸給額を一覧で比べ、差がどこで開いてどこで縮むのかを確認していきます。 【9月1日から順次届く「緑色の封筒」】年金生活者支援給付金は2026年度から3.2%引き上げ、基準額はひと月5620円。それでも平均は「4146円」、どこで差がつく? 9月は、日本年金機構から「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が順次届く月です。年金生活者支援給付金は、年金に上乗せして受け取れる公的な給付で、2026年度の給付基準額は前年度から3.2%引き上げられ、老齢の場合はひと月5620円が基準になっています。ただし、基準額がそのまま振り込まれるわけではありません。この記事では、2026年度の給付額と3種類の支給要件、緑色の封筒が届いたあとの手続きを確認していきます。 【年金生活者支援給付金】受け取っているのは781万9978件、4種類で平均額が違う。老齢4146円・障害5727円・遺族5228円・補足的老齢2177円 年金生活者支援給付金を受け取っているのは781万9978件で、月額の総額は338億5700万円です。よく知られているのは老齢年金生活者支援給付金ですが、実際には4種類あり、平均給付金額もそれぞれ違います。老齢は月4146円で、令和8年度の基準額である月5620円を下回っています。4種類の件数と平均額、そして老齢の給付額がどう計算されるのかまで解説します。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #貯蓄 #預金 #銀行