遠距離介護で実家に帰省する交通費くらい医療費控除の対象になる?実際は対象外。負担を減らせる公的制度と航空会社の割引運賃まで編集部が整理 住宅改修費など実際に使える公的制度と、航空会社の帰省割引運賃の仕組みまでわかりやすく丁寧に整理して解説 2026.09.18 05:09 公開 執筆者齊藤 慧 「離れて暮らす親の介護で実家に帰省する交通費くらい、医療費控除の対象になるはず」——そう思っていると当てが外れることがあります。入院中の親を見舞うための家族の交通費は、医療費控除の対象になりません。交通費そのものへの公的な助成制度も無い一方、住宅改修費(上限20万円)など実際に使える制度や、航空会社の帰省割引運賃もあります。公的機関の公式情報にもとづき編集部が整理します。 この記事のポイント 入院中の親を見舞う・世話をするための家族の交通費は、医療費控除の対象になりません。 遠距離介護の交通費そのものへの公的な助成制度は設けられていません。 介護保険サービスの利用料や住宅改修費(上限20万円)など、実際に対象になる制度は活用する価値があります。 記事の続きを読む 1/2 出所:国税庁「患者の世話のための家族の交通費」、川南町「介護保険住宅改修費の支給について」を基にLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、交通費の負担そのものを軽くする具体的な手段を、航空会社の帰省割引運賃の仕組みや利用条件、実際にどのくらいお得になるのかまで、あわせて一つずつ具体的にじっくり丁寧に確認していきましょう。実際にどのくらいお得になるのかも具体的な数字で見ていきます。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 児童手当「高校生まで拡大」は在学中の子だけが対象だと思われがちだが、実際の判定基準は年齢のみ。令和6年10月の拡大の経緯と、経過措置の申請期限を過ぎると遡って受け取れない注意点を解説 「高校生まで拡大」と聞くと、対象は「高校に通っている子」だと思うかもしれません。しかし、児童手当の支給対象を決めているのは、実際には在学状況ではなく「年齢」です。高校に通っていなくても、年齢の条件さえ満たせば対象になります。支給対象が高校生年代まで拡大された経緯と、その正確な判定基準を、こども家庭庁の公式情報にもとづき編集部が整理します。支給対象は、令和6年10月分から高校生年代まで拡大されました。 先進医療は高額療養費の対象になる?技術料は全額自己負担でも、診察・検査・入院料は対象になるという見落としがちな仕組みを解説 「先進医療は高額療養費の対象になりますか」——この質問に「対象外です」とだけ答えると、実は正確ではありません。先進医療が高額療養費の対象になるかどうかを、公的資料にもとづき編集部が整理。技術料は全額自己負担ですが、診察・検査・入院料等は通常の高額療養費の対象です。令和6年度実績の技術料総額や、限度額適用認定証との関係、患者申出療養との違いもわかりやすく解説します。 国民年金や厚生年金の保険料はどう決まる?「標準報酬月額×18.3%」の掛け算だけでは決まらない、令和8年度32等級の仕組みを編集部が丁寧に整理して解説 「厚生年金の保険料はいくらか」を調べようとして、「標準報酬月額×18.3%」という計算式にたどり着いた人もいるかもしれません。この式自体は間違いではありませんが、実際の金額を正確に知るには、もう一つ知っておくべき仕組みがあります。それが「等級」です。厚生年金保険料は、給与を好きな金額でそのまま計算するのではなく、32段階に区切られた「等級」のどれに当てはまるかで決まります。 月15万・20万円もらうには年収いくら必要?厚生年金の計算式から編集部が逆算した「現役時代の必要年収」と、届かない場合の対処法まで詳しく解説 報酬比例部分の乗率5.481/1000を使い、40年加入を前提に必要年収を編集部試算。加入期間の影響や繰下げ受給との関係も整理 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #介護費用 #交通費 #医療費控除 #住宅