人事院は2026年9月4日、令和8年国家公務員給与等実態調査を公表しました。

俸給表適用職員の平均給与月額は43万9356円で、前年より1万1538円増えています。平均年齢は41.7歳です。

この記事では、経験年数ごとに俸給額がどう上がっていくのかを一覧で見ていきます。

1. 平均給与月額は43万9356円

まず、全体の数字から確認します。

1.1 前年より1万1538円増えた

人事院によると、俸給表適用職員の平均給与月額は43万9356円です。前年からの増加額は1万1538円です。

調査は令和8年4月1日現在で行われています。

1.2 平均年齢は41.7歳

俸給表適用職員の平均年齢は41.7歳です。人数は24万8729人で、そのうち男性が18万5140人です。

調査の実人員は25万7154人ですので、俸給表が適用されていない職員も含まれていることになります。

1.3 年齢では52歳以上56歳未満が最も多い

年齢階層別に見ると、最も人数が多いのは52歳以上56歳未満の3万4929人です。次に多いのが24歳以上28歳未満の3万139人、56歳以上60歳未満の2万9148人と続きます。

50歳代前半と20歳代後半にふたつの山がある形になっています。

2. 経験年数で俸給額はどこまで上がるのか

次に、経験年数ごとの俸給額を見ていきます。

2.1 1年未満は23万9811円

全俸給表の平均俸給額は、経験年数1年未満で23万9811円です。1年以上2年未満は24万6605円、2年以上3年未満は25万2909円と、少しずつ上がっていきます。

3年以上5年未満で26万4831円、5年以上7年未満で27万3921円です。

2.2 20年を超えると38万円台に入る

7年以上10年未満で29万1246円、10年以上15年未満で31万8189円、15年以上20年未満で35万7346円になります。

20年以上25年未満で38万7866円と、ここで38万円台に入ります。25年以上30年未満は40万9415円です。

2.3 35年以上で43万2550円

30年以上35年未満は42万9823円、35年以上は43万2550円です。1年未満の23万9811円と比べると、19万2739円の差があります。

30年を超えたあたりから上がり方はゆるやかになります。全俸給表の平均は35万5832円です。

2.4 上がり幅が最も大きいのは15年から20年のところ

階層をひとつ進むごとの増え方を見ると、10年以上15年未満の31万8189円から15年以上20年未満の35万7346円への3万9157円がいちばん大きい幅です。次が15年以上20年未満から20年以上25年未満への3万520円です。

反対に、30年以上35年未満の42万9823円から35年以上の43万2550円への増え方は2727円にとどまります。15年から25年のあたりが最も動く区間で、30年を過ぎるとほぼ横ばいになる形です。

経験年数の階層ごとに平均俸給額を並べたものです1/2

経験年数の階層ごとに平均俸給額を並べたものです

出所:人事院「令和8年国家公務員給与等実態調査報告書」をもとにLIMO編集部作成

中本 智恵

公表から数日の数字です。俸給額と給与月額は別のものですので、そこを分けて見ると民間との比較もしやすくなります。