子どもが幼稚園や小学校で描いた絵が、物入れの奥の方にありました。この類の物は、捨てるに捨てられず、いつまでたっても家の中に残ってしまうものです。
実は筆者の実家にも筆者や兄弟が描いた絵が残っていて、びっくりしたことがありました。親にとっては思い出の品なのですが、「見返すことはある?」と聞かれると答えに窮します。実際、子どもが持ち帰っときに見たきり、一度も見返したことはありませんでした。なので、これも手放すことにしました。
思い出の品を手放すときには心苦しさもあると思います。でも、もし本当に大切な絵なら、これまで一度も見ないということはありません。
たとえば額に入れて飾ったりするでしょう。それに、デジタル化して保管をしておいた方がずっとキレイな状態が続きますし、場所もとりません。そういった面を踏まえると、子どもの作品も保管の仕方も考えた方がいいと思います。
セールスの電話しか受けない固定電話
個々人がスマートフォンを持っているこの時代、固定電話はほとんど使わなくなりました。かかってくるとしたら、セールスの電話。学校の連絡さえも一斉メールで済んでしまい連絡網もありません。
それなのになぜ固定電話を持っているの?と知人に聞かれたことがありました。それがきっかけで、今まさに固定電話をなくすことを考えています。固定電話をなくせばセールスの電話もかかってこなくなりますし、何より料金が安くなりメリットも大きいようです。
物を手放すには、手間がかかったり、心の整理や勇気が必要なケースもあります。でもそれを乗り越えてでも手放した方がいい物があるのは事実。これを読んで何か思い浮かべている人もいるのではないでしょうか。思い立ったが吉日です。早速動き出してみましょう。
川崎 さちえ