夕食の買い物で毎日スーパーに行っていませんか? 日常に潜む資産流出のリスク

10月より消費税が増税されましたが、日々の生活の中での支出も意識的に改善したいものです。

企業や高額所得者に資産形成のアドバイスをしている、資産形成アドバイザーの垣屋美智子さんは、「お金をこまめに使うのは、お金が溜まらない生活行動の典型事例で、日々の生活でも要注意なのが食事のための買い出し」と言います。

※本稿は、垣屋美智子著『使えば増える!お金の法則―ワクワクしながら資産づくり―』(時事通信社)の一部を再編集したものです。

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夕食の買い物で毎日スーパーに行っていませんか?

ショッピング好きな人が浪費しがちなのは想像がつくと思いますが、日々の生活でも要注意なのが、食事のための買い出しです。

夕食の買い出しのために、毎日スーパーに行く人もいるかもしれません。毎日、あるいは、ほぼ毎日スーパーに行く人に知っておいてほしいことがあります。

それは、「買い物の回数と出費額は比例する」ということです。

食材か総菜を買うかという食料の内容に関係なく、スーパーに行く回数が増えれば出費も増えます。つまり、夕食の買い物は、毎日しない方が賢明なのです。

毎日買い物に行くと、無駄に特売品やデザートを買うだけでなく、「今日のみそ汁用の豆腐は家にあったかしら? 一応、買っておこう」などと、念のための品まで買ってしまいます。

買い物に行かなければ、ある品でやりくりするのに、行くと余計なモノや念のためのモノまで買ってしまうのです。そして、使わないうちに賞味期限が切れて、ゴミ箱行きのパターンになるのです。

それに食材を毎日買いに行くのは、20世紀のスタイルです。今は冷蔵庫が大きく高性能です。1週間分の食材を冷蔵庫に保存するのに、何ら問題がありません。「新鮮な刺身を毎日食べる」などのこだわりがないなら、食材は週1回の買い物で十分です。

それでも、毎日スーパーに行く理由は何でしょう。

冷蔵庫の中にあるものだけでは料理がつくれない。スーパーで食材を見ながらでないとメニューが決まらない。忙しすぎて総菜に頼りたい。重すぎて一度で運べない。などなど、理由はさまざまだと思います。

しかし、どれも切実なものではなく、”生活の中のクセ”を理由にしているだけです。「毎日の食事のためには、毎日スーパーに行くのが当たり前」と無意識に思い込んでいるだけなのです。

だから、考え方を変えてみましょう。
 
1週間買い物に行かない前提で、食材を買うようにするのです。1日ごとの献立を考えるのでなく、1週間の献立を考えて買い物をします。

家にある食材だけでどう料理すればよいのか困ったときには、食材だけを入力してレシピ検索ができるクックパッドなど、インターネットサイトの活用も有効です。

また、総菜に頼りたい人は、発酵食品や冷凍食品、真空パック加工されている商品を利用しましょう。下ごしらえの必要がなく焼くだけでよい魚の開きなどをメニューに取り入れるのもよいと思います。

1週間分の食材の持ち運びが大変だと感じる人は、重いモノをネットショッピングにして配達してもらうのはどうでしょうか。最近だと、スーパーの宅配サービスが増えており、その利用も可能です。

週に一度の買い物は節約と時短の一石二鳥

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垣屋 美智子

日本生まれ香港育ち。香港で高校を卒業したのち、単身渡米、University of California, Berkeley卒業。
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントでPSP、PS3のビジネスディベロップメントを担当。2006年から2016年まで外資系証券会社、外資系運用会社にて株式アナリストとして、テクノロジー企業の業界調査や業績分析に従事。
その後、株式会社HAMを創業、経営者や中小企業向けにアセットアドバイザリーを行う。現在はスタートアップ企業の財務・経営支援をする他、事業分析力と会計知識を生かし、「誰でも今すぐできる」をテーマにマネー、ライフ、キャリアについて執筆、講演活動も行なっている。
主な著書:『使えば増える! お金の法則 ―ワクワクしながら資産づくり』(時事通信社)
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