【遺族年金】589万2695人が受給→入口になる「生計維持」の2つの要件 「前年の収入850万円」を超えると不支給?共働き世帯が知っておきたい判定基準 2026.09.07 11:06 公開 執筆者熊谷 良子 遺族給付の受給者は約589万人にのぼりますが、受給対象の第1順位であっても「生計維持」の壁を越えられず不支給となるケースがあります。鍵となるのは「生計同一」と「前年収入850万円未満(または所得655.5万円未満)」の2要件です。本記事では最新の平均受給額データとともに、別居時の特例や5年の時効リスク、遺族基礎・厚生年金の併給ルールまで徹底解説します。見落とすと損する必須条件とは? この記事のポイント 遺族給付を受けている方は589万2695人(令和8年4月末) 生計維持の要件は「生計を同じくしていること」と「収入要件」の2つ 収入要件は前年の収入850万円未満、または所得655万5000円未満 記事の続きを読む 1/2 出所:厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業状況(事業月報)」をもとにLIMO編集部作成 Check! 次ページでは、約589万人が受給する遺族給付の実態(平均月額は厚生年金8万6780円、国民年金9万1904円)を確認した上で、受給の壁となる「生計維持の2要件」を深掘りします。共働き世帯が注意すべき前年の収入・所得基準や、単身赴任など別居時でも対象となる特例など、見落としがちなポイントを解説します。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 遺族厚生年金と老齢厚生年金は「一緒に受け取れない?」65歳以降の《支給停止ルール》」と忘れてはいけない手続き 配偶者に先立たれた後の生活を支える「遺族厚生年金」。しかし、65歳以降に受け取る場合、仕組みが複雑になるのをご存知ですか?実は、自分自身の老齢厚生年金を受け取っていると、遺族年金が全額もらえなかったり、最悪の場合は支給停止になったりするケースがあるのです。もらえる金額の計算方法には「2つのパターン」が存在し、高い方が適用されます。いざという時に慌てないための、遺族年金の正しい計算方法を解説します。 【遺族年金の請求】必要な添付書類は7種類。マイナンバーの記入で4つ省略できる 遺族年金は自動で振り込まれず、自ら請求手続きが必要です。しかし、多くの方が直面するのが「添付書類の多さ」というハードル。戸籍謄本や住民票、収入証明など最大7種類もの書類を集めるのは大きな負担となります。実は、ある情報を記入するだけで、これら面倒な書類の過半数を省略できる方法があるのをご存じですか?本記事では、遺族年金手続きの負担を軽減する、知っておきたいポイントを分かりやすく解説します。 【遺族年金と繰下げ】年金「最大84%増」の落とし穴。66歳前に遺族年金の権利があると繰下げできない?【2028年の新ルールを解説】 老齢年金の受給を遅らせて増額する「繰下げ受給」ですが、遺族年金を受け取る権利があると選べないケースがあるのをご存じですか。待機期間中に権利が発生すると、増額率がストップしてしまう落とし穴もあります。さらに令和10年からは法改正により扱いが大きく変わる予定です。知らずに損をしないための注意点や今後の変更内容について解説します。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #遺族年金 #年金