海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、タイ・サムイ島を拠点に動物保護をしているDog and Cat Rescue Samuiさんのインスタグラムアカウント「@dog_and_cat_rescue_samui」の投稿。

夜の道を車で走っていた獣医師のダニーさんとスタッフのナニーさんが、袋の中に閉じ込められ接着剤まみれになっていた子猫「チョクディー」ちゃんを発見し、保護しました。

執筆時点で1万2000回再生、約1000件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、保護猫を迎える際に知っておきたい、猫の飼育費用についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

LIMOどうぶつ部
今回ご紹介するのは、タイ・サムイ島で活動する動物保護団体「Dog and Cat Rescue Samui」が保護した子猫、チョクディーちゃんのエピソードです。夜道を車で走っていた獣医師とスタッフが、袋の中に押し込まれ接着剤まみれになった状態のチョクディーちゃんを発見。全身に絡みついた接着剤を取り除くため、被毛のほとんどを剃り落とすほどの応急処置が必要でした。それから数週間後、すっかり毛も生えそろい、元気に食事をとる姿へと成長したチョクディーちゃんの変化に、Instagram上では感動の声が寄せられています。

1. 【接着剤まみれで袋に閉じ込められていた猫】発見時の壮絶な状態

保護された当時の様子1/5

保護された当時の様子

出所:@dog_and_cat_rescue_samui

Dog and Cat Rescue Samuiの投稿によると、数週間前のある夜、獣医師のダニーさんとスタッフのナニーさんが車を走らせていたところ、様子がおかしいものを見つけ車を停めました。

確認すると、そこにいたのは袋の中に閉じ込められ、全身が接着剤でべったりと覆われた上に、箸まで絡みついた小さな子猫でした。

2人はためらうことなく、その子猫をすぐに病院へ連れ帰り処置を開始。接着剤は毛に固く貼り付いていたため、体を自由にするには被毛のほとんどを剃り落とさざるを得なかったそうです。

この子猫には後に「チョクディー(Chok-Dee)」という名前が付けられました。

2. 【現在の姿】見違えるほど元気になったチョクディーちゃん

回復した現在の姿2/5

回復した現在の姿

出所:@dog_and_cat_rescue_samui

あれから数週間。今のチョクディーちゃんを見ると、同じ猫だとは信じられないほどの変化を遂げています。

剃られていた被毛は少しずつ生えそろい、体力も戻ってきており、発見時には怯えていた様子も薄れ、少しずつ本来の姿を取り戻しているといいます。

Dog and Cat Rescue Samuiは投稿で「チョクディーのような話は、ひとつの優しさがどれほど大きな違いを生むかを教えてくれます。2人が気づいて、車を止めて、気にかけてくれたからこそ、彼女の人生は今日、まったく違うものになりました」とコメント。

ダニーさんとナニーさんの存在にも感謝を伝えていました。

ちなみに「チョクディー」は、タイ語で「幸運」を意味する言葉だそうです。投稿では「彼女はついに、幸運を見つけたのだと思います」と締めくくられていました。

コメント欄では

  • 「新しい人生のチャンスをくれてありがとう……とても良くなっている姿を見られて嬉しいです」
  • 「命を救うのは、こんなにも美しく素晴らしいことなんですね」

など、称賛や感動する声が寄せられていました。

――以上、海外のSNSで話題のネコちゃんでした。

3. 編集部からの一言コメント

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今回、チョクディーちゃんのエピソードをリサーチしていて感じたのは、“通り過ぎない”という選択がどれほど大きな結果につながるか、ということです。深夜の道端で違和感に気づき、車を停めて確認するという行動は、決して特別な資格がなくてもできることですが、実際に行動に移せる人はそう多くありません。ダニーさんとナニーさんのように、まず立ち止まって様子を見てみることが、命を救う第一歩になるのだと改めて感じました。そして、こうした保護活動を続けるには、獣医療や日々のケアにかかる費用も欠かせません。次の章では、猫を家族に迎える際に知っておきたい飼育費用の目安について解説していきますので、これから保護猫との暮らしを考えている方はぜひ参考にしてみてください。

4. 保護猫を迎える前に。猫の飼育費用は月平均どのくらい?

過酷な状況から救われた動物たちの姿は、これから猫を迎えたいと考えるきっかけにもなります。ただし、迎えた後には毎月の飼育費がかかることも忘れてはいけません。

猫1匹あたりの月間支出額は「2021年の9138円」から「2025年には1万1865円」まで増加し、5年間で約29.8%上昇しています。

中でもフード関連の支出は全体の約55%を占め、主食とおやつを合わせた費用も年々値上がりしています。

私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。

(中略)

もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。

犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」
犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」

無理なく長く一緒に暮らすためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

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参考資料

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