神奈川県藤沢市で美容師をされている、ビフォーアフター動画が話題の「@fuku_yu_hair」さんが、来店したお客さんを素敵に大変身させる動画がInstagramで注目を集めています。

当投稿は執筆日時点で1万2000回再生されるなど話題となっています。

「@fuku_yu_hair」さんの協力のもと、編集部が実際に取材したビフォーアフターの様子をお届けします。

また記事中では、最新の「美容師のお金事情」についてもご紹介します。

※投稿の画像は【写真】リンクをご参照ください。

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

染矢 有稀
毛量が多く、「パーマをかけると髪が広がってしまいそう」と悩んでいた女性が、膨らみにくいボブパーマで大きくイメチェンする姿に注目です。
「高めの位置からパーマをかけたい」という女性の希望をそのまま施術するのではなく、膨らみやすい位置を考慮してパーマをかける場所を調整。しっかりとカールを出しながらもボリュームを抑え、可愛らしくまとまりのあるスタイルに仕上げています。
「毛量が多いから」「髪が広がりやすいから」と、パーマを諦めてしまっている人にぜひみてほしいビフォーアフターです。
この記事の3つのポイント
  • SNSで話題の美容師がボブパーマで女性の魅力を引き出す
  • 膨らみにくいパーマで毛量が多い女性のお悩みを解決
  • 「大変身」を叶えてくれる美容師の「お金事情」

1. SNSで共感を集める「お悩み解決型アプローチ」の裏側

近年のSNS(特にInstagramやTikTok)におけるヘアスタイルコンテンツは、「トレンドの髪型を紹介する動画」から「個別の髪の悩みを解決するビフォーアフター動画」へと大きなシフトを遂げています。

今回話題となっている「@fuku_yu_hair」さんの発信も、単に完成後の美しさを切り取るだけでなく、来店客が抱える「髪が多くてパーマを諦めている」「広がりが心配」というリアルな不安に寄り添うカウンセリング過程を丁寧に提示している点が特徴です。読者や視聴者は、モデルの変身劇を通して「自分と同じ悩みを持つ人が救われている」という強い共感と信頼感を覚えます。

施術前の丁寧なヒアリングとプロ視点での「仕上がり位置の調整提案」というプロセスの可視化こそが、SNS上での高い再生数と指名来店を生む大きな背景となっています。

2. 毛量が多い女性が膨らみにくいボブパーマへ

今回の投稿に登場しているのは、「ボブパーマ」を希望している女性。

@fuku_yu_hairさんの投稿を見て来店した女性は、毛量が多くパーマをあてると広がってしまうのではないかと悩んでいるようです。

ハーフアップができるくらいの長さにし、前髪を薄めに作ってほしいと希望しています。

毛量が多いと悩む女性1/5

毛量が多いと悩む女性

出所:@fuku_yu_hair

また、女性はパーマを上の方からかけたいと、担当の@fuku_yu_hairさんに相談します。

しかし、@fuku_yu_hairさんはあまり上からかけると動きが作りやすくなる一方で、ハチにボリュームが出やすくなって四角いシルエットに見えてしまう可能性があると指摘。

パーマをかけたときに一番膨らみやすい場所の少し下からかけるのが、一番キレイな形に見えると提案します。

提案に従い、「おすすめの方で」と任せた女性。果たして、どのような変身を遂げるのでしょうか?

膨らみにくいボブパーマの完成2/5

膨らみにくいボブパーマの完成

出所:@fuku_yu_hair

ばっさりカットとパーマで、雰囲気ががらりと変わりましたね。

女性の希望どおり前髪も薄めに作られていて、可愛らしさもプラスされています。

しっかりとパーマがかけられていますがボリュームが抑えられ、女性の悩みだった「毛量の多さ」も気になりませんね。

コメント欄では「めっちゃかわいい」という声もあがっており、ボブパーマによるイメチェンは、大成功ですね!

@fuku_yu_hairさん、ご協力ありがとうございました!

 

3. 【執筆者・監修者コメント】ライター・美容記事編集者からの一言

染矢 有稀
今回の投稿で特に印象的だったのが、女性が希望した「上の方からパーマをかけたい」という要望に対して、ただ希望どおりに施術するのではなく、膨らみやすい位置を考えてパーマをかける位置を提案していたことです。
少しの位置の違いでシルエットが変わるからこそ、髪質や骨格、毛量などを見ながら調整していくことが理想に近づくポイントなのだと感じました。新しいヘアスタイルを探すとき、ついつい「この髪型が可愛い」と見た目だけで決めてしまう方も多いでしょう。
しかし、実際には自分の髪質や骨格では同じように再現できるとは限りません。今回のように「毛量が多い」といった悩みがある場合は、なりたいスタイルの写真を見せるだけではなく、「広がるのが心配」「ボリュームは抑えたい」といった不安もしっかり伝えるのがおすすめです。
今回の女性もカットやパーマのかけ方を工夫することで、悩みを感じさせない素敵なボブパーマに仕上がりました。「パーマをかけてみたいけど自分の髪では難しそう」と迷っている人も、まずは悩みを美容師さんに相談して、理想の自分へと近づいてみてください。

 

4. 「提案力」が美容師の評価と働き方を変える理由

今回ご紹介した事例のように、顧客の「こうしたい」という要望をそのまま受け入れるだけでなく、一人ひとりの条件に合わせて「最も美しく見える位置」を提案する技術とカウンセリング力は、サロン現場における顧客満足度を大きく左右します。

髪の悩みや不安を解消された顧客は高い信頼を寄せるようになり、単発の利用にとどまらない長期的な「ファン(指名客)」へとつながっていきます。そして現在、こうした現場での質の高い提案や仕上がりの成果をSNSで可視化・発信できる美容師が、全国から指名を集める時代となっています。

一人のスタイリストが持つ「悩み解決の提案力」と「発信力」は、具体的にどのような価値を生み出し、美容師個人の働き方やキャリア、そして業界全体の収入構造に影響を与えているのでしょうか。ここからは、最新の統計データから美容師のリアルなお金事情を探っていきます。

5. 「大変身」を叶えてくれる美容師の「お金事情」

厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の美容師の「平均年収は388万5000円(平均年齢30歳)」です。

ただし、美容師の収入は一律ではなく、実力や人気の高さによって大きく変動します。

一人前になると歩合給になるケースも多く、SNSを活用したセルフプロデュースでファン(指名客)を獲得し、大きく稼ぐトップスタイリストも存在します。

ここで見ておきたいのは、この388万円はあくまで"平均"であり、美容師の多くが歩合制で働いているという点です。歩合制とは収入が売上に連動する仕組みで、固定給と違って人による差が大きく出ます。そのカギを握るのが『指名客』です。指名客は、繰り返し来てくれる顧客基盤――企業でいえばブランドや常連客という"無形の資産"にあたります。近年はSNSが、この資産を全国規模に広げる装置になっており、発信力のある美容師は、技術という『労働』に加えて集客という『資産』を持つことで、平均を大きく上回っていきます。同じ資格・同じ技術でも収入差が開くのは、この資産の有無によるところが大きいのです。

美容師の平均年収はいくら?30歳で「388万円」のリアル。歩合制とSNS集客で差がつくお金事情
美容師の平均年収はいくら?30歳で「388万円」のリアル。歩合制とSNS集客で差がつくお金事情

美容師の年収は、技術力だけでなく、SNSでの発信力や指名客という"資産"をどれだけ築けるかによって大きく変わってくるといえそうです。

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参考資料

染矢 有稀