生まれ変わっても夫と結婚したいと思っている割合は、46.7%でした。夫の平均点は74.7点で同志だと思っている人が多い中、意外と少ないと感じられるのではないでしょうか。現在の夫を選ばないという理由にはこんなものがあります。

夫婦で話しながら二人で同じ方向を向いて家庭を築きたいと思う。自分が築いた家庭のことより、自分の親戚との関わりの方を大事にする人は選ばない。(69歳)

主人ではなく我が子のような状態になっているので、もっと自立した男性と結婚したい。子どもは成長して巣立ったが、夫は死ぬまで巣立たない。(58歳)

ここでも、コミュニケーションの課題が出てきました。「二人で話し合い同じ方向を向く」というのが、良い夫婦関係を築くポイントになりそうです。また、お互い自立し合い、支え合う関係が望ましいのでしょう。

一方、生まれ変わっても今の夫を選ぶ理由としてはこんなものがあります。

自分にも多くの欠点がある。パーフェクトな人間なんていない。これだけ長く一緒にいられたのだから、きっと運命なのだと思える。(63歳)

年の差婚なのでたぶん私の方が先に死ぬ。普通の夫婦より一緒にいられる時間が短いと思うので、生まれ変わっても一緒になりたい。(62歳)

63歳になって夫との出会いを「運命」だと言えるのは素敵ですね。夫のことを「恋人」や「同志」だと思っている人は生まれ変わっても現在の夫を選ぶ割合が高いです。

まとめ

夫のことを「恋人」や「同志」だと思っていて、性の相性・リーダーシップ・性格に満足している女性は生まれ変わっても現在の夫を選ぶと回答しました。さらに、良い夫婦関係を築くためには、「コミュニケーション」「自立」「尊敬」という言葉がキーワードになってくるのではないでしょうか。

妻からコミュニケーションをとることはできるので、50代~70代になったとき良い夫婦関係を築けるために、日頃から心がけてみませんか。

出典「(株)ハーパーコリンズ・ジャパン・(株)ハルメク 生きかた上手研究所調べ

瀬戸山 佳菜