マンションで実践すべき3つの防犯対策についてご紹介します。
防犯対策1:窓
①補助錠を取り付ける
鍵を複数取り付けると侵入に時間がかかります。侵入犯は屋内へ入るまでに5分以上の時間がかかると判断した場合は犯行を諦めると言われていますので、必ず一つの窓に二つ以上の鍵を取りつけましょう。
②防犯フィルム
防犯フィルムとは、窓ガラスを割って侵入してくる犯罪者から身を守るために有効とされています。防犯フィルムを貼った窓を破壊して屋内へ入るには最低でも10分以上の時間がかかると言われています。犯罪者は大きなリスクを犯してまで侵入をしようとするものは少ないということで防犯フィルムを貼ることは警視庁でも推奨をしています。
③窓用感知式防犯アラーム
窓用感知式防犯アラームは窓に振動を感知した際に大音量でアラームが鳴り響くので侵入者対策に有効とされています。
防犯対策2:玄関
玄関に有効とされている防犯対策は、ワンドアツーロックと防犯性の高いキーを取り付けることで大半の侵入犯を防ぐことができると言われています。
【防犯性の高いキー】
・ディンプルキー錠
・指紋認証型錠
また防犯性の高いキーとは別に玄関ドアにはガードプレートを取り付けることを推奨されています。
防犯対策3:ベランダ
マンションの場合は、ベランダ側の窓から侵入をするケースが多いとされています。ベランダに有効な防犯対策をご紹介します。
①センサーライト
人の動きを感知した際に自動でライトを点灯させるのがセンサーライトです。侵入者は音と明かりを嫌いますので、センサーライトの設置は有効とされています。
②防犯砂利
防犯砂利はベランダにまんべんなくまいておくだけなので簡単に実施できます。人が防犯砂利を踏みつけると大きな音がでるので音と明かりを嫌う侵入犯には有効の防犯対策だとされています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、マンションをターゲットにした侵入口にはどんな場所があるのか、またマンションに効果的な3つの防犯対策についてご紹介してきました。
4階以上における侵入口ワースト1位「表出入り口」、2位「窓」、3位「その他出入り口」でした。また3階以下における侵入口では、「窓」が全体の約57%・「表出入り口」が約33%・「その他出入り口」が約3%となりました。
このことからマンションで実践すべき防犯対策は以下の3つが有効だと考えられます。
【防犯対策1:窓】
①補助錠を取り付ける
②防犯フィルム
③窓用感知式防犯アラーム
【防犯対策2:玄関】
ワンドアツーロックと防犯性の高いキーを取り付ける
玄関ドアにはガードプレートを取り付ける
「防犯性の高いキー」
・ディンプルキー錠
・指紋認証型錠
【防犯対策3:ベランダ】
①センサーライト
②防犯砂利
ぜひ参考になさってください。
蔵田 哲郎