4. ドジャースのエースとして躍動する27歳

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@yoshinobu__yamamoto

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山本由伸は1998年生まれの27歳。

岡山県出身で、宮崎県の都城高校を経て2016年のNPBドラフト4位でオリックス・バファローズに入団。プロ2年目にセットアッパーとして頭角を現すと、先発へ本格転向した2019年には最優秀防御率のタイトルを獲得します。

2021年から2023年にかけては、日本プロ野球史上初となる「3年連続の投手四冠(勝利数・防御率・奪三振・勝率)」および「3年連続沢村賞」という前人未到の大偉業を達成。

2023年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でも侍ジャパンのエース格として世界一達成に大きく貢献しました。

2023年オフにポスティングシステムを利用してMLB挑戦を表明すると、ロサンゼルス・ドジャースと12年総額3億2500万ドルの歴史的契約を締結。メジャー移籍後は、多彩で切れ味鋭い変化球と圧巻の制球力を武器に先発陣の軸として活躍を続けています。

5. 山本由伸のドジャースでの年俸は「1200万ドル(約18.6億円)」

山本由伸選手のNPBデビュー年からの年俸推移は以下の通りです。

  • 2017年(オリックス・バファローズ):500万円
  • 2018年(オリックス・バファローズ):800万円
  • 2019年(オリックス・バファローズ):4000万円
  • 2020年(オリックス・バファローズ):9000万円
  • 2021年(オリックス・バファローズ):1億5000万円
  • 2022年(オリックス・バファローズ):3億7000万円
  • 2023年(オリックス・バファローズ):6億5000万円
  • 2024年(ロサンゼルス・ドジャース):500万ドル(約7.5億円 ※別途契約金5000万ドル〈約75億円〉)
  • 2025年(ロサンゼルス・ドジャース):1000万ドル(約15.3億円)
  • 2026年(ロサンゼルス・ドジャース):1200万ドル(約18.6億円)

※契約当時の為替レート(各年の年間平均レート)で計算

2023年オフにドジャースと結んだ12年総額3億2500万ドル(約500億円)の契約は、ゲリット・コール(ヤンキース)の9年3億2400万ドルを抜き、メジャーリーグの「投手史上最高額」記録を塗り替えました。

総額を考えると、年俸の金額が少なくなっているのは、山本選手の契約が年を追うごとに基本給が上がっていく後払いなしのバックロード型を採用しているためです。

2024年に支払われた5000万ドル(約75億円)の巨額なサインオンボーナス(契約金)に加え、2027年以降は年俸2600万〜3000万ドル規模へと跳ね上がる仕組みになっています。

6. スポーツトレンドウォッチャーのひとこと

大蔵 大輔

山本由伸選手のドジャース移籍契約は、現代MLBの契約史においても異例づくしのものでした。

メジャー登板経験が一度もない投手に対し、投手史上最高額となる12年総額3億2500万ドルを投じたドジャースの決断には、当初米メディアからも驚きの声が上がりました。

しかし、契約金5000万ドルを先払いしつつ前半の基本給を抑える契約構造や、オプトアウト(契約破棄権)の細かな条件設定など、ドジャースフロントの緻密な財務戦略が凝縮されています。

大谷翔平選手との長期共闘というシナジーも相まって、チームの勝利のみならず、日本市場におけるドジャースブランドの圧倒的な確立にも大きく寄与しています。

リスクを恐れずに世界最高の才能へ巨額投資を行い、それをしっかりと見返りに変えるドジャースの強い組織力が、この歴史的契約の根底には流れています。

参考資料

LIMOスポーツ部