7. 著者からの一言コメント
「管理できる量にすること」や「8割収納にすること」などのコツを取り入れて「戻しやすい部屋」を目指していきたいと思いました!
8. 「持ち物の整理」と「家計の整理」に共通する、見える化の重要性
自分が把握・管理できるモノの量を知り、無理のない余白を残した「8割収納」を意識することは、住空間だけでなく「日々の暮らし全体のゆとり」を生み出します。
そして、この「現状を正しく把握し、適正なスケールで維持する」という考え方は、老後の安心を支える家計管理や将来の資金計画においてもまったく同じことが言えます。
部屋の中に何がどれだけあるかを把握するように、毎月の収入や将来受け取る年金額の「実際の数字」を正しく見える化しておくことが、将来の不安を減らす第一歩となります。
ここからは、心豊かな暮らしの基盤となる公的年金の給与目安や、65歳以上の家計収支のリアルな現状について詳しく解説していきます。
9. 暮らしを楽しむ土台に。もらえる年金の目安を知っておこう
いくつになっても旅行やグルメ、暮らしを楽しむには、日々の家計に無理のない余裕が欠かせません。その基盤となるのが年金収入です。
厚生年金の「平均受給月額は15万289円」、国民年金は「5万9310円」ですが、額面から税金や介護保険料が天引きされ、実際の手取りは「額面の8割程度」に目減りするのが実情です。
毎年誕生月に届く『ねんきん定期便』を見て、『老後はこれだけもらえるのか』と安心するのは大変危険です。50歳未満に届く定期便に記載されている金額は『加入実績に応じた現時点での金額』であり、将来もらえる予定の金額ではありません。さらに恐ろしいのが『手取りの罠』です。定期便や早見表の数字はすべて『額面』です。年金からは所得税・住民税・社会保険料(国民健康保険や介護保険料)が容赦なく天引きされ、実際の手取りは額面の80〜85%程度にまで減ってしまいます。この『手取りの目減り』を計算に入れておきましょう。
65歳以上の夫婦世帯では収入が「月25.4万円」に対し支出は「29.7万円」、毎月「4.3万円の赤字」というデータもあります。
ご自身の年収では、厚生年金と国民年金を合わせていくらもらえるのか、行きたい旅先やお気に入りのお店を長く楽しむためにも、自分の年金の目安を一度確認しておいてもよいかもしれませんね。
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参考資料
渋澤 コン

