公園での子どもの行動というのは、大体予測可能です。遊ぶ→転ぶ→バンドエイドが必要になる→「のどが渇いた」と言ってくる→「お腹が空いた」と言ってくる→「では帰ろう」と言うと「帰りたくない」と言ってくる、のパターンです。
このパターンで母親が持っていないといけないアイテムは、絆創膏、飲み物、軽食です。これを持ち合わせていないと、自分の子どもだけ水分をとらなかったり、他の子どもの軽食をもらったりすることになってしまいます。
そこで、手ぶらで来た母親は当たり前のように現地調達をすることになりますが、子連れでコンビニに行くのは、かなりの危険行為です。「あれもほしい」「これもほしい」という子どもを抑えるのにも労力を使い、結局、余計なモノまで買うはめになります。
1日の現地調達額が仮に300円だとして、週5日で1500円、1カ月で6000円の余計な出費になります。子どもをスイミングスクールに週一で通わせられるくらいの額ですね。
行き当たりばったりの生活をして無計画に消費していくのではなく、自分の生活パターンの中で、余計なモノを買うようなことがないように行動を見直してみましょう。
特に小さい出費ほど、意識をせずに使っていることに気づくのではないでしょうか。
垣屋 美智子