建設機械大手の日立建機株式会社は、2026年8月4日、ロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手が、同社の新コーポレートブランド「LANDCROS(ランドクロス)」のグローバル・ブランドアンバサダーに就任したことを発表しました。
同社が特定の個人スポーツ選手とブランドアンバサダー契約を結ぶのは、1970年の創業以来初となります。本記事では、「日立建機」とはどのような会社なのか、大谷選手起用の背景と合わせて、紹介します。
1. 本記事の3つのポイント
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1970年に日立製作所から独立して生まれた「日立建機」。直近の状況は? -
脱日立を目指す新ブランド戦略の切り札として「大谷翔平」を起用 -
大谷翔平の異次元すぎるスポンサー収入事情。好感度だけじゃないオファーが殺到する理由
2. 日立ブランドから完全独立へ ブランディング戦略強化
日立建機は、油圧ショベルや超大型ダンプトラックなどを製造・販売する世界有数の建設機械メーカーです。建設現場や鉱山開発など、世界のインフラ基盤を支える重工業大手として知られています。
同社は1970年に日立製作所の建設機械事業部門が独立する形で設立されました。半世紀以上にわたり、日本の建設機械産業をけん引し、油圧ショベルや超大型鉱山用ダンプトラックの分野では世界トップクラスの技術力を誇ります。
直近の連結売上収益は1兆4000億円規模に達しており、2026年7月30日に発表された2027年3月期・第1四半期(2026年4〜6月期)の決算においても、純利益が約2.5倍に急拡大するなど、業績は好調です。
長らく日立グループの中核企業として歩んできましたが、2022年8月に日立製作所による株式売却で連結子会社から持分法適用会社に移行 。2025年11月には追加の株式売却で、持ち分法適用会社からも外れました。
さらに、2027年4月1日付けで社名を「ランドクロス株式会社」、コーポレートブランドを「LANDCROS」に変更する予定で、ブランド名称としても日立から独立します。
