「真夏の暑さや日差しにも負けることなく、美しい葉っぱを楽しめる植物があったら…」
そんなお悩みを抱える方へ。今回は、実際に育てて「これは真夏に頼りになる!」と実感した、〈暑さに強いカラーリーフ〉を厳選して3つ紹介します。

この記事を書いている私は園芸歴約25年。自宅の庭がテレビCMの撮影舞台に使われたこともあり、現在はInstagramで5万人以上のガーデニング仲間とつながっています。

近年は猛暑が続き、今年2026年も夏に咲くはずの花が傷んでしまうなど、ガーデニングには難しい気候になってきました。しかし、暑さに強いカラーリーフを選べば、花がら摘みも不要で「ほったらかしでOK」。お手入れがぐっと楽になります。

今回は、TVCMに選ばれたこともある庭づくりを実践している私が実際に育てた植物の中からおすすめする「植えて正解だった3品種」を、実際の写真とともにお届けしますね。

1. この〈ガーデニング記事〉でわかる!3つのポイント

ココがポイント
  • 真夏の日差しや西日でも葉焼けしにくい、頼りになるカラーリーフを紹介
  • 猛暑の庭を彩るおすすめの3品種(イポメア モリーナなど)がわかる
  • 花がらが出ず「ほったらかしOK」なため、夏のお手入れが圧倒的に楽になる

2. 注意!人気の「ヒューケラ」も近年の猛暑には苦戦気味……?

品種によって葉やけがあるヒューケラ1/6

品種によって葉やけがあるヒューケラ

著者撮影

カラーリーフの定番といえば「ヒューケラ」を思い出す方も多いと思います。冬場も植えっぱなしにできるとても優秀な植物ですが、私自身の実体験で言えば近年の猛暑で育てるのは厳しくなってきているのも事実です。

地植えの場合は仕方ないですが、鉢植えなどだと日陰に移動させないと葉焼けしてしまいます。もちろん品種やカラーにもよりますが、だからこそ夏の庭を彩る植物を選ぶときには、ますます「夏の日差しに強い品種」を最初から選んでおくことが大切になります。

西日にあたっても平気なカラーリーフ2/6

西日にあたっても平気なカラーリーフ

著者撮影

私が何度も試し、真夏の直射日光や西日に当たっても美しい葉を維持しやすかった、優秀な3品種を紹介します。いずれも春〜初夏にホームセンターや園芸店で入手できるものばかりです。

3. この夏の猛暑・西日を耐え抜いている!頼もしい〈カラーリーフ〉3選

3.1 〈おすすめ その1〉明るいグリーンが涼やか&生育旺盛!イポメア モリーナ(PW)

イポメア モリーナの真夏の様子3/6

イポメア モリーナの真夏の様子

著者撮影

最初に紹介する「イポメア モリーナ」(PW)は、とにかく生育旺盛です。ハート形の明るいグリーンの葉を次々と茂らせ、花壇のアクセントに、寄せ植えの脇役にと活躍します。参考価格は900円前後。

匍匐(ほふく)性で、背丈が伸びすぎないため、管理が比較的楽なのも嬉しいポイント。カラーバリエーションがあるイポメアの中でも、真夏の光に負けずに育っている「モリーナ」が個人的には特におすすめです。

3.2 直射日光でも葉焼け知らずのタフさ!コリウス ライムエッジ(PW)

芸術的な葉が美しい、コリウス ライムエッジ4/6

芸術的な葉が美しい、コリウス ライムエッジ

著者撮影

今年の夏、わが家の庭では多くのコリウスが夏バテして苦戦する中、この「コリウス ライムエッジ」(PW)はとてもタフで頼りになる存在です。参考価格は550円前後。

私自身、今年初めて植えてみましたが、日陰エリアはもちろん、一日中日が当たり西日まで差し込むようなエリアでも、美しい葉っぱを見せてくれました。ジャパン・フラワー・セレクションで「フラワー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれているのも納得の育てやすさです。

1点、すくすく育てるための注意点を挙げるなら、少し水切れしやすい傾向があること。もちろん、様子を見ながら育てれば、まったく問題なく、そのひと手間を補って余りある芸術的な美しさを持つカラーリーフです。

3.3 期待以上の美しさとまとまりやすさ!ガーデンヒポエステス ピッピ(PW)

知らない方も多いかも…ガーデンヒポエステス ピッピ5/6

知らない方も多いかも…ガーデンヒポエステス ピッピ

著者撮影

あまり聞きなれない名前かもしれませんが、「ガーデンヒポエステス ピッピ」(PW)は素敵な模様が入る魅力的なカラーリーフです。参考価格は550円前後。

正直に言うと、ホームセンターで初めて見かけたときは「そんなに大したことないのでは?」と思っていました。しかし、1株買って育ててみると、まさに「驚き」としか言いようのない感動が待っていました。生育が良いのに広がりすぎず、葉っぱの模様がとにかくきれいなのです。

わが家のある関西地域では、連日35度を超える日々が続いていますが、今も美しい模様をキープしています。背丈が低めなので、花壇の前方や寄せ植えのアクセントにぴったりです。

4. 園芸歴ガーデナーのひと言コメント:来年の夏はカラーリーフで「楽して美しい庭」を

左ガーデンヒップポップ右はモリーナ6/6

左ガーデンヒップポップ右はモリーナ

著者撮影

mappysgarden

真夏の日差しや西日にも負けず、葉焼けしにくい優秀なカラーリーフは、以下の3つです。

  • イポメア モリーナ(PW)
  • コリウス ライムエッジ(PW)
  • ガーデンヒポエステス ピッピ(PW)

ちなみに、今回紹介した3品種は本来「非耐寒性多年草」です。寒さには弱いため、冬場は室内に取り込んで冬越しさせるか、割り切って屋外で「一年草」として季節限定で楽しむのがおすすめです。来年春からの夏ガーデンづくりに、ぜひ取り入れてみてください。

※本記事の情報は執筆時点(2026年8月18日)のものです。
※開花時期や生育スピードは、お住まいの地域や育てている環境によって異なりますので、ご注意ください。

参考資料

こちらの「ガーデニング」記事もチェック!
暑さに強い花で叶える【北欧ガーデン】植えっぱなしで夏に花が咲く多年草6選&庭づくりのコツ
【節約ガーデニング】植えっぱなしで一年中白い花が咲く「ホワイトガーデン」多年草・低木10選
たった3株植えっぱなしで「日陰の玄関先」が映える!センスのいい低木×多年草の組み合わせ3例
夏の植物栽培は難しい?猛暑でも植物を枯らさないコツと初心者向け観葉植物を紹介

mappysgarden